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[台湾] 花蓮縣・太魯閣 (その5)

下山をはじめた太魯閣ですが・・・まだ見どころがタップリありました。とはいえ、今回に詰め込んで完結しちゃいましょう。

今度は九曲洞歩道というところ。先ほどの蘭亭からちょっと下山した場所にあります。ここも駐車場はないので、バス停(上の写真で右上に見えるコンクリ柱が複数ある場所)で車を降ろしてもらい、後でまた連絡して合流するパターン。

九曲洞は全長700mほどで他に比べれば短い距離の遊歩道ですが、元々自動車が通る道だったようで、幅は広くてユッタリしています。

半分くらいはトンネルですが、側面が抜けた場所からは、巨大な岩壁など、水の流れや断層によって削り出された壮大な光景を見ることができます。

どうやってもスマホのカメラじゃ収まりませんなぁ。やはりこういった場所には、実際に訪れてみるしかないんですなぁ。

鯉の滝登りと呼ばれる滝。水が岩を削ってきた結果なんでしょうけど・・・とても不思議な形状をしています。

自然による造形にも驚かされますが、人間が掘った穴にもすごいです。ここだけじゃなく、太魯閣全体でここまでの道を造るのに・・・どれだけの月日と人力がかかっているのか・・・

さて、九曲洞を堪能した後は・・・実はまたしても渋滞にハマりました。行きも渋滞したけど、今度は全く車が動きません。後から知ったのですが、ココによると工事の影響でほとんどの時間が通行止めで、短時間のみ通行可能な状態だったようです。1時間近く車内にて足止め食らってしまいました。

なんとか渋滞を抜けて結構下山して・・・長春祠停車場で一旦トイレ休憩。この駐車場は工事渋滞の影響で大混雑。だいぶ日も傾いてきたので、長春祠は駐車場から眺めるだけとなりました。まぁ、時間があっても、人工物は優先度低かったので行かなかったでしょう。

こちらが下の方に見える長春祠(Changchun Shrine)。スマホカメラじゃ寄り切れませんw

左上の方には、チラリと禪光寺(Changuang Temple)が見えます。

最後に、太魯閣の入り口のシンボルって感じの東西横貫公路牌楼を撮影したら、帰路につきますが・・・予定よりも少し離脱時刻が遅くなった影響か、何か所かで帰り道でも渋滞にハマりました。しかし、ドライバーさんは行きとは違う道を使うなど、うまく回避してくれたので予想よりも早く友人宅に到着。ツアーとしては18時終了の予定でしたが、30分程度の遅れにとどまりました。

太魯閣付近で回ったスポットをプロットしてみると・・・北東にある清水断崖景観台から南東の七星潭までが南北に約20km、山に入る直前に立ち寄った佳興冰果店から一番奥地な白楊歩道停車場まで東西に約20kmで、花蓮だけでも結構な距離を走っていただきました。更に、台北から花蓮までも片道140kmほどあったし、渋滞もしたので・・・本当にドライバーさんはお疲れだったかと思います。

太魯閣の全容を網羅するには半日では全く足りませんが、車をチャーターしたおかげで想定以上に色々となスポットを回ることができたと思います。この雄大な景色は、確かに一度は体感しておくべき場所だと感じました。写真には収めきれないものがほとんどでした。雰囲気なら、YouTubeで「Taroko Drone」とかで検索して出てくる動画を観るといいかも。