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[台湾] 花蓮縣・太魯閣 (その2)

海岸付近の観光スポットを見た後は、山に向かって車は進みまして・・・

まずやってきたのは、太魯閣国家公園遊客中心ビジターセンターってヤツですね。

広大な国立公園の全体像の立体モデルや、固有生物や植物等の説明があるのですが・・・ドライバーさんにざっと説明してもらいつつ、割とアッサリと退館。どちらかというとトイレ休憩的な立ち寄り方でした。言葉の壁もあるので、知識のインプットは日本語表示もできる公式ページがとても詳しいので、事前でも事後でも目を通しておくと良いですね。

その後、車で少しだけ山の中に入っていき、トンネルを抜けて橋を渡った先にある駐車場に車を停めました。ここからはドライバーさんを車に残して、ゲストだけで散策です。橋の向こう側、崖に切り込みが入っていて、遊歩道になっているそうな。

橋を渡ってトンネル付近まで来ると、階段に繋がるゲートがあります。上の写真で左側が入り口、右側が出口という扱いだそうで、結構な段数の非常階段のような鉄製の階段を降りると・・・

砂卡礑(Shakadang)歩道に到着。公式ページによると、レベル1で全長4kmほどあるらしい。

ちょいと進んで橋の方を振り返ってみます。断崖を削ってできた細い歩道で、割とちゃんと整備されていますが、頭上に注意しながら進まないと、不意に頭を打ち付けることになりそう。

渓谷としては、結構下流域だけど支流なので水量は少な目。透明度が高く、エメラルドグリーンな感じで美しいです。

本当は上の方を見ると、こんなに水が削ったのかという切り立った壁面が見えたりもするんですが・・・この歩道で見れるのは序の口です。この後に行く場所でもっとすごい景色が待っています。そして、写真じゃどうしてもその全体像というかスケール感を上手く残せないんですな。

ちゃんと観たいのはもっと奥地なので、このレベル1な遊歩道は1kmほど進んだ辺りで折り返して戻ってきました。駐車場で待つドライバーさんと合流し、更に山の奥地に進んでいきますが・・・この先で工事があったようで、トンネル内で割と長めな渋滞に巻き込まれました。

少し山を進むと、ヘルメットの貸し出し所があります。ドライバーさんが我らの分を借りてきてくれました。貸し出しは無料で、帰る前に返却すれば良いらしい。

実はこの後、色々な場所を散策するんですが・・・ヘルメットが必要と思えるほど頭上注意な場所はなくって、かえって邪魔でした(笑)。この貸し出し所の手前にあった、砂卡礑歩道が一番ヘルメットの必要性を感じる場所でしたねw