日: 2021年1月12日
Mate40 Pro+ (Storage)
様々な虚偽が発覚しちゃう面白端末。スペック上は 32GB というストレージについてチェックしてみたいと思います。
設定画面でも一応 32GB と表示されております。
しかし、設定内の内部ストレージの表示は若干アヤシイ。画像など、実際のサイズよりも大きく表示されているように見えます。
とあるファイルマネージャーアプリでは、分母が32GBじゃなくて16GBって表示されちゃいます。これはアヤシイ♪
そんなわけで、Windows からどれだけファイルが書き込めるかテストしてみます。26GB の空きがある状態からサイズが大き目な動画ファイルを書き込みしていき、どのくらい書き込みできるかテストします。
約9.5GBを書き込んだ時点で、追加の200MB程度のファイルのコピーがエラーになりました。エラーというか、デバイスの応答が無くなりましたと表示されて、USB ケーブルの抜き差しでアクセスが復活。
9.5GB コピーしただけなんですが、26GBだった残量は1.29GBに。なぜか24.7GB も消費しちゃったことに?? 更に、1.29GB の空きがある状態でも 200MB 程度のファイルの書き込みができなくなってしまっています。
どうやらファイルマネージャーアプリが表示していた 6GB / 16GB という表記が正しいような感じですね。空き容量が約 10GB であれば、9.5GB 程度までしか書き込みできなかったという事実と合致します。
DevCheck というアプリで確認すると・・・ストレージサイズは 12.3GB と出ました。マウントした /data のサイズはあくまでファイルシステム上の数値なんで、実体を表さないということも・・・可能なハズ。
Phone check and test というアプリの Storage 表示もこんな感じ。
というわけで・・・どうやら ROM 32GB というのも偽装なようです。実体は 16GBで、システム利用分を除いて Internal Storage に 12.3GB を割り当て・・・という感じでしょうか。32GB だったら、Internal Storage はもっと大きくなるハズですからね。
まぁ、この手の Flash Storage のサイズ偽装は中華 USB メモリや SD カードでよくある手なので、スマホに適用されててもおかしくないっすね。この偽装はなかなか気づきにくいかもしれませんな。