カテゴリー: Gadgets
久々に MNP
久しぶりに手持ちの SIM 環境の見直しを実施しました。
メインを LINEMO (3GB/月)、サブを IIJmio (2GB/月)、サブサブを OCN (500MB/月)、臨時用に povo2.0 となっていましたが・・・繰り越しがある IIJmio と OCN は、毎月使いきれずに余って月初には 4GB、1GB という残量になっておりました。外出する機会が減っているし、イザって時は povo2.0 のプロモコードとかを消費していると、全然ギガが減らないw

そんなわけで、IIJmio からポートアウト。あとちょっとで2年、というくらい利用していましたので、セットで端末購入した分でブラック扱いになることはないかと思います。

そんなわけで、エイヤっと、MNP 予約番号の発行を依頼。
ポートインする先は・・・今回は、久々の日本通信。合理的シンプル290プランにしようと思います。繰り越しとかないけど、1GB/月で290円(税込)で、ドコモ回線の音声 SIM が使えます。5G オプション(無料)もあるし、足りなくなれば 1GB あたり 220円 ずつ増えていきますが、上限値を設定して 1GB でストップ、といった使い方もできます。3月末までは上限値にいっても低速通信できる施策があるらしいけど、本来はここでデータ通信できなくなるので・・・povo2.0 と Dual SIM 運用とかでなんとかなりそう。この低速通信になる施策は過去に期間延長されているので、もしかしたらまた延長されるかも??

初期手数料が3300円かかるけど、Amazon でスターターパックを入手済。有効期限が7月末と、案外短くて驚きましたが・・・すぐに使うので気にしないことにします。

2900円と若干お安くできるだけでなく、500円分のアマギフプレゼントキャンペーンもやっていたので、実質2400円と、900円分オトクにスタートできることになりそう。
実は先週遠征してましたが、その遠征直前に MNP 番号発行を申請。1日以上経過した23時に発行完了メールが届きました。14日の有効期限があるのに、1時間で1日分を消費するってのは・・・どーなんでしょ、IIJ さん??

eSIM で申し込もうか悩んだのですが・・・活用できる端末が少ないので、物理 SIM で申請。旅先のホテルでポートイン手続きを行った結果、帰宅後に SIM を受け取ることができました。3月29日までに切り替え手続きすればよいそうなので、IIJ の残ギガを使い切ったら移行したいと思います。遠征期間中にだいぶ消費したので、もう少々で使いきれそう。・・・ってな見積だったのですが、povo のプロモコード 3/20 までってのがあったのを適用したので、切り替えはもう少し先になりそうw
Xperia 10 IV のデータ通信
Xperia 10 III を引退させて Xperia 10 IV に置き換えるにあたって・・・バッテリー容量増加やカメラ性能アップ(光学式手振れ補正対応)、チップセットの更新(スナドラ690から695)よりも、私にとって大きなインパクトがあるのは通信関連の違い。もちろん eSIM 対応による Dual SIM ってのもありますけど、やはり対応周波数の違いは大きいです。Xperia 10 III でチェックしたのと同様に確認しておきます。

Xperia 10 III (ワイモバ版)の対応周波数表と、Xperia 10 IV (ソフトバンク版)の対応周波数表を比較すると、実は違いがあるんです。
LTE Band | 5G Band | |
A102SO (Y!mobile) | 1 / 3 / 8 / 41 | n3 / n28 / n77 |
A202SO (Softbank) | 1 / 3 / 4 / 8 / 12 / 18 / 19 / 41 | n3 / n28 / n77 / n78 |
5G の n78 はドコモと au で使用しているバンドなので対応されている分有利。LTE はドコモのプラチナバンドな Band 19 と、au のプラチナバンドは Band 18 が追加されているのが大きい。ソフトバンクのプラチナバンドである Band 8 だけだった Xperia 10 III に比べて、Xperia 10 IV はソフトバンク版であってもドコモや au、もしくはそれらを使う MVNO で使用しても安心です。
LTE Band | 5G Band | |
A202SO (Softbank) | 1 / 3 / 4 / 8 / 12 / 18 / 19 / 41 | n3 / n28 / n77 / n78 |
SO-52C (docomo) | 1 / 3 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 39 / 42 | n28 / n77 / n78 |
SOG07 (au) | 1 / 3 / 8 / 18 / 19 | n3 / n28 / n77 / n78 |
XQ-CC44 (Rakuten / MVNO) | 1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 38 / 41 / 42 | n3 / n28 / n77 / n78 / n79 |
XQ-CC44 (SIM Free) | 1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 38 / 41 / 42 | n3 / n28 / n77 / n78 / n79 |
ちなみに、Xperia 10 IV も販売元によって、上記のように対応周波数に違いがありますな。楽天モバイルや各種 MVNO 向けと、3月10日発売の SIM Free モデルは型番が同じなので共通っぽいですね。ちなみに、ドコモ版だけは eSIM 対応がない Single SIM になります。あと、3大キャリア版は FM ラジオ機能があるといった違いもありますな。一応各キャリアのプラチナバンドはどの SKU でも対応したことになるので、Xperia 10 IV ならばどれでも安心って感じにはなったのは Xperia 10 III からの進化ポイントですな。
現時点で私の持っている SIM でソフトバンク系なのは LINEMO だけですが、これは LINE をインストールしているメイン端末である Xiaomi Mi 11 Lite 5G に使っていまして、サブ端末にはドコモ系 MVNO (IIJmio と OCNモバイルONE)と au 系な povo2.0 の SIM を使うことになります。そんなわけで、Xperia 10 III は遠征した際に通信できなくても影響が少ないように、サブサブ端末になっていたんです。
Xperia 10 IV はどのキャリアでもプラチナバンド対応ができるので、サブサブ端末からサブ端末に昇格としようかと思います。画面は大きいので便利なシーンもあるけど、若干ハンドリングの悪い Motorola edge 20 はサブサブ端末に格下げです。・・・ちょっともったいないw
Xperia 10 IV (Antutu)
ネット接続してある程度端末が落ち着いた状態で、Antutu でベンチマークを取っておきました。Android 13 にアプデする前です。

36万程度だった Xperia 10 III (スナドラ 690)よりも、スナドラ 695 になった Xperia 10 IV は39万程度と、若干の性能向上がみられます。メインコアが A77 から A78 になったり、クロックアップしている分の効果ですかね。6nm とより微細化している分、消費電力の低下にも期待できます。

Xperia 10 III との比較では、GPU のスペックアップが大きくなっていますなぁ。Adreno 619L と 619 の違いかな??
さて、Antutu ネタじゃないんですが、スペック上気になった点がありました。

スペックを見ただけでは気付かないんですが・・・Xperia 10 IV は USB が 2.0 なんですよね。他の多くの端末同様といえば、そうなんですけど・・・

実は Xperia 10 III は 3.2 Gen1 対応でして、転送速度がだいぶ違うんですよね。なんでこういうトコロがスペックダウンするのか・・・謎です。もしかして 4K 動画対応が外れた分、大きなサイズのファイル転送がされないって判断なのかな⁉ それともコストダウンか?? やっぱり不思議。
Qualcomm の製品情報で SM6350 には「Specification Version: USB 3.1」の記載があって、SM6375 には記載がないので・・・チップセット上の問題かもしれませんな。
3台目の Andoird 13
購入して色々とチェックしつつ、Android 13 はまだかな~なんて思っていた Xperia 10 IV。

3月11日にシステムアップデートが降ってきました。つい先日 65.0.D.0.720 になったばかりですが、65.0.D.0.750 になりました。この OTA はもっと前から展開されてて、色々と設定を進めた私の端末にはようやくこの日に降ってきた・・・だけかもしれない。

そして・・・なんとその翌日、3月12日には Android 13 が降ってきました。65.1.D.3.9 になるそうな。

無事にアップデート完了。若干見えなくしていたアプリが復活してしまったりしましたが・・・早速削除してやりました(笑)。Android 12 の状態でほとんど使わない間に Android 13 になりました。セキュリティーアップデートが12月なのがちょっと気になるけど、一応最新 OS にはなれたようです。
メインな Xiaomi Mi 11 Lite 5G に次いでの Android 13。カスタム ROM を入れた moto g 5G Plus も Android 13 になっているので・・・あとはサブサブに降格となった motorola edge 20 に降ってくれば万全ですな♪
不要アプリを見えなくしてみる
結構邪魔アプリが多かったソフトバンク版の Xperia 10 IV。無効化できないモノとかがある場合は、PC から adb コマンドで対処すれば、ある程度は見えなくすることができます。完全に消えるワケじゃなくて、インストーラーは残ったままらしいけど、アプリ一覧からは消えてスッキリできるらしい。
この方法、何を見えなくするか次第で危険度が変化します。必須アプリとかを見えなくすると、スマホとして機能しなくなる場合もあるので要注意。
まずは「USB デバッグ」を有効化して PC と接続。adb コマンドが使える状態になったら「adb shell pm list packages」とコマンド実行して、インストールされているアプリのパッケージ名一覧を取得します。その中から、見えなくしたいブツを決めて「adb shell pm uninstall -k –user 0 jp.softbank.mb.plusmessage」みたいな感じで、最後にパッケージ名を指定すれば消せます。一気にやるなら、バッチファイル化しておけば楽ですな。
:: +メッセージ
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.mb.plusmessage
:: スマートフォン安心遠隔ロック
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.mb.bizlock
:: あんしんフィルター
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.mb.parentalcontrols
:: かんたんデータコピー
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.mb.datamigration
:: 位置ナビ
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.mb.ichinaviclt
:: スマホはじめてガイド
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.beginnerguide
:: テザリングオプション
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.tether.entitlement
:: 安心遠隔ロック/遠隔初期化
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.mb.tdrl
:: 通話サービス設定
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.softbank.mb.xcap
:: Yahoo Japan
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.co.yahoo.android.yjtop
:: Facebook Services
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.facebook.services
:: Facebook App Manager
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.facebook.appmanager
:: Facebook App Installer
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.facebook.system
:: Booking.com
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.booking
:: App Pass
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.mobiroo.xgen
:: Optimal Remote
adb shell pm uninstall -k --user 0 jp.co.optim.orusoxp00
:: others...
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.google.ar.core
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.sonymobile.simplehome
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.sonymobile.simplehome.overlay.softbank
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.sonyericsson.music
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.sonyericsson.music.product.overlay.morastore
私が削除したのは上記のような感じ。どれがどのアプリで、消しても大丈夫かは・・・色々とググると情報がでてきますので、参考にしました。

ちなみに「安心遠隔ロック/遠隔初期化」は削除しようとするとエラーになりますが、設定のデバイス管理アプリに指定されているのが原因。設定メニューからコレを OFF にしてコマンドを打てば削除できます。

無効化されているアプリはだいぶ減った・・・けど、完全には消し切れていませんな・・・。プライム・ビデオとかは、amazon 系が3つくらいあったので、それを消せば良かったのかな。Amazon ショッピングを残そうとしたんですが、抹殺して後からインストールする方が正解かも・・・。というわけで、もうちょっと頑張って、無効になっているアプリとして表示されるのは「データ復元ツール」だけという状態にまではイケました♪

アプリドロワもここまでスッキリ。この状態にしてから使うアプリのインストールを開始しました。
Xperia 10 IV (A202SO) のナカミ
外観チェックの後は、ナカミのチェック。

初期状態で Android 12 です。nanoSIM な物理 SIM だけでなく、eSIM に対応していて Dual SIM になっている点で私の持っているワイモバ版 Xperia 10 III より価値がありますな。

ホーム画面は3面。もうこの時点で不要なブロートウェアがタップリな悪寒が・・・。グループ化されていない Sony のアプリも邪魔ですが、facebook とか Amazon とかも、どうせアプデかかるし使わない人には不要なので、いい加減やめてほしい。

ソフトバンク系のアプリも邪魔なものばかり。

アプリドロワは1画面に収まっててスッキリ・・・とはいかず、グループ化されてるのを展開すると、マジで邪魔モノばかり。

Linkedin とか Booking.com も良く見かける邪魔モノですね。特に Booking.com はアンインストールできずに無効化するしかないとか、意味不明なんですよねー。

アンインストールと無効化を駆使して、ここまでスッキリに。リモートサポートなど、無効化すらできないヤツが残るのですが・・・実は、ここまではネット接続せずに進めた状態。

ネットに接続すると、勝手にアプリ追加のpプロセスが走ります。これ、拒否できないんですかね・・・

ソフトバンク系のゴミアプリたちは「ホームの設定」で「ホーム画面にアプリのアイコンを追加」というデフォルト ON なスイッチを OFF にしていたにも関わらず、勝手にホームにアイコン追加しやがります。

ソフトバンク系のアプリもウザイけど、Google も不要なモノを色々と追加してくれて困ります。

ネットが開通するとシステムアップデートも降ってきました。まだ Android 13 にはなれないみたいです。
Xperia 10 IV (A202SO)
買う気もなかったけど、ついつい買ってしまった Xperia 10 IV。今更ではありますが、外観をチェックしておきます。ソフトバンク版の A202SO です。

同梱品は本体と冊子2つだけ。USB ケーブルも充電器もヘッドセットも無し。付属品は基本的に箱の中で眠っているだけになるんで、個人的にはこのくらいシンプルなのはうれしいです。

正面から見た左サイドは SIM トレーのみ。ピン無しで取り出せるのは便利ですが、Xperia って SIM トレーの抜き差しでリブートになるのが困るトコロ。Xiaomi や Motorola、その他中華端末の多くは SIM の抜き差しごときでは再起動不要なので、時折入れ替えをする私としては再起動不要がうれしい(※後日確認したら、III では再起動かかるけど IV だと SIM トレーの抜き差しでは再起動かからなくなったっぽい? 最初は再起動したような気がするんだが・・・??)。Xperia 10 III では SIM トレーが破損したので、抜き差しは変な方向にチカラが入らないように気を付けないとダメですな。

右サイドは指紋リーダーを兼ねた電源ボタンとボリュームボタンのみ。電源ボタンが本体カラー連動じゃなくてブラックなのは、若干のアクセントになってるし、ここの塗装は使っていると剥げるので良い感じですね。

下側は Type-C コネクタとマイク穴。

上側エッジにヘッドフォンジャックがあります。不意に必要になる時があったりする(たとえばレンタカーで Bluetooth 接続がうまくできなくて Line 入力があったりする)ので、1台くらいは付いてるのを持ち歩きたいので助かります。

ここからは Xperia 10 III との比較。ワイモバ版をジャンクでゲットしたもので、実はリアパネル下部にヒビがあります。これ以上の損傷を防ぐために、リアにフィルムを貼っていました。まぁ、ケースも使っているのでフィルムは無くても良いんですけど・・・なんとなく。Xperia 10 III 用のフィルムは2枚組だったのでそのまま流用できるかな・・・と思ったら、リアカメラ周りが若干縦方向に長くなっているので使えませんでした。
実はリアカメラは結構変化があります。画素数は同じですが、標準レンズは光学式手振れ補正に対応して、ナイトモードでは新たなノイズ低減ができるようになっています。また、望遠レンズのF値が 2.4 から 2.2 になっています。ソフト的な変化かもしれませんが、III では 4K 動画や 120fps 対応していたものが、フル HD 動画で 60fps までにスペックダウンしています。なんでだろ?? 発熱対策かなぁ???

フロントの見た目はソックリ。画面サイズも同じで 2520×1080 な 6.0 インチ OLED なのは共通。フロントガラスのプロテクターは IV でも III のモノが流用できそう。フロントカメラも同等スペック。

電源ボタンがある右サイドは結構違いがあります。Xperia 10 III にはカメラ用ボタンがあったけど、これが IV だと無くなっています。使わないので無くてもイイかな。

左サイドは SIM トレーの位置が変わっています。本体の厚みは 8.3mm で共通。

本体の幅と高さは IV の方が各 1mm 短く、よりコンパクトになっていますが・・・エッジ部分が III は緩やかな曲線になっていたものが、IV はよりスクエアな感じになっているのが違います。III の丸みがあった部分が削られ、実は基盤が入ったナカミの体積は同等なのかもしれません。
バッテリー容量は 4500mAh から 5000mAh に増量されているけど、重量は 169g から 161g に減量されているのは素晴らしいトコロ。でも・・・持ってみるとなんとなく III の方が軽く感じるのは、エッジ部分の形状の違いなのかな?? 気のせいレベルかもしれない(笑)。5000mAh のバッテリー搭載 5G スマホでは世界最軽量ってことになってますな。