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ThinkPad X1 Fold

やや旧聞となってしまいましたが、10月13日から発売という ThinkPad X1 Fold がやっぱり気になります。

フレキシブルディスプレイを活用して、折りたためるスマホというのは少しづつ市販されていますが、PC に折りたためる画面を搭載したというのは初めてでしょうね。

同じく Lenovo の2画面PCな YogaBook C930 を持っている私としましては、新しい変態端末も気になるワケです。

さて、この X1 Fold の面白いところは、開くと13.3インチな 2048×1536 と 16:9 ではなく 4:3 なアスペクト比なタブレットとして使ったり、挟んで持ち運べるキーボードと13.3インチ画面という、まるで Desktop PC のような使い方ができたり、折り曲げた状態の半分にキーボードを乗せたラップトップ型として使ったりと、変幻自在な使い方を提案しているところ。

ラップトップタイプとして使っている時は、1536×1024 で約9.6インチ画面になるわけですね。ちょっと小さ目ですが、7インチや8インチといったUMPC ほど小さいというわけでもなさそうです。

折りたたみのキモとなるヒンジ部分のメカニズムとかにもドキドキしますが、キーボードを挟んで折りたたんだ状態で、まるで小型のシステム手帳のような形状で持ち運びができるということで、どんな使い勝手になるのかワクワクしますね。ディスプレイの裏側も皮張りになっていたりして、高級感ありそうです。

気になる重量ですが、キーボード無しで約973g。キーボードが約173gと、セットにすると1kgオーバーですが、折りたたむとちょっと厚みが出るので、持った感じは軽く感じるかもしれません。

個人的に残念な点が2つ。ひとつはお値段。税抜き363,000円から・・・と、初物ならではのお値段で気楽に手を出すのは躊躇しちゃいますね。もうひとつは付属のミニキーボード。スペースキーの下にタッチパッドは付いていますが、きっと多くの人は赤ポッチな TrackPoint を期待したところでしょう。薄型に仕上げるにはやむを得ないのかもしれませんが、ThinkPad を名乗るのであれば TrackPoint 無しっていうのは残念でなりません。

ブラッシュアップしてお値段下がって、TrackPoint 搭載の次世代 Fold 機に期待しましょう♪