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ドアノブ修理

実は今の家に転居してきた時から、ちょっとだけ気になっていたトコロがありつつも・・・長らく放置していたコトがあります。

トイレのドアノブなんですが、内側からだと右回し、外側からだと左回し・・・つまり、ドアの蝶番がある方向に回転しないんです。正確には、20回に1回くらい、運が良いと回るんですけど、ほとんどの場合引っかかる感じがあって回転しません。

まぁ古い建物なんで、多少のガタはキテます。開かないワケでもないので放置していましたが、1年半経った今でも「アレ、回らん。逆かぁ・・・」となることが多発。なにせ、トイレの外からでも中からでも、同じ方向に回らないなら慣れそうなものですが、自分の位置によって右回転だったり左回転しかダメっていうので慣れずに、案外ストレス。

そんなわけで、意を決して分解です。まずはドアからドアノブを外します。上の写真で、シャフトが出ている左側は外側のノブ、右側が内側のノブです。どうやら、外側のノブに回転制御するバネやロック機構が入っていて、取り外したパーツだけでも一方向への回転ができない状態であることを確認。

というわけで、外側ノブの回転部分を更に分解。台座にひっつくステー部分(画像中央)に、バネを格納するドラム状のパーツ(画像右から2番目)があって、それがU型のリング(画像右はじ)で固定されていましたので、U型リングを外せば簡単に分解できました。

軸の中にはロックをかけると飛び出す円柱状の棒があって、これがステーの穴の凹んだ部分にハマると、ノブは回転できなくなってロックがかかる仕組みのようです。

で、ステーのロック棒がひっかかるヘコミの一方が変形していました。ちょっとつぶれて、バリが前後の平面に飛び出してしまっている状態。これがひっかかってしまい、一方にだけ回転できない状態を作っていたようです。

うーむ。写真じゃわかりにくいかぁ・・・とはいえ、この変形した部分を修正すれば改善しそうだと判断。リューターを持ち出して、飛び出した部分を削って滑らかにしてみました。

また、軸の方も長年の回転によって削られて凹んでしまっていたので、少しフラットになるように削ったりしたところ・・・なんとなく滑らかに動くようになった気がします。

あとはグリースを回転部分に塗布して、元通りに組み上げて、ドアにもどしてやると・・・

おお、無事に左右どちらにも回転できるようになりました♪

ダメならホームセンターに行ってドアノブ買ってきて交換しようかなと思っていたんですが、うまく修繕することができました。賃貸物件で何やってんだ・・・って感じですけど、入居時に大家さんに言ったけど修理してくれなかったんです。追加出費無しで修理できたのも嬉しいですな。もっと早くやれば良かった~。