日: 2021年11月2日

ちょいと携帯乗換のご相談をいただきまして、お手伝いをしてまいりました。

主に電話とちょっと LINE するくらいにしか使っていない UQ Mobile のサブ回線を、先月スタートしたばかりの OCN モバイル ONE の 500MB プランに乗り換えようという作戦です。とあるドコモショップで、MNP で iPhone SE (第二世代)が端末代金1円ってなオイシイ提示があったそうですが、なんだか手続きが難解だというのです。

色々とお話を聞いた翌日に、私もお店についていって内容を確認してみました。なるほど・・・確かになかなか判りにくい仕組みになっていますな。

まず、ドコモショップの窓口で MNP で OCN モバイル ONE に乗り換えができるようにはなっているそうです。しかし、端末価格は OCN への乗り換えでは一括1円というものは適用されなくて、22,001円になるというのです。しかし、一旦ドコモのギガライト等のプランに MNP して1円端末をゲットし、その後にドコモから OCN にプラン変更すれば安上がりですよ・・・という、ことでした。

窓口業務を無駄に煩雑にしてよくわからない感じになる最大要因は、UQ → docomo に MNP したその日の内に docomo → OCN の変更はできないことから、翌日に変更処理をする必要がある・・・という話でした。また、事務手数料3300円が、docomo 入りの際と、OCN 入りの際の2回かかること、また、docomo に1日滞在する分の日割り分100円少々が余計に発生するという。ちゃんと理解しないと不思議に思える費用が発生しちゃう。

前日までの話だと、最終的に OCN になるのに1日あけないとダメってな話の理屈が解消していなかったのですが、私が行って話を聞いてなんとか理解。しかし、いざ色々と聞いていたら本日中に UQ → OCN ができるかも・・・とスタッフさんが言いはじめ・・・

結局は端末1円、事務手数料は OCN の分3300円だけで(おそらく)乗り換え完了できました。

2時間以上窓口で色々と対応してもらって、一体販売店やドコモにどんなメリットがあるのか謎ですが・・・色々とスタッフさん、頑張ってくれました。最終結果としては UQ → OCN なんですが、結局途中で謎の電話番号の docomo 回線を一度契約してその日に解約という手続きが入ったようでして、物理的な SIM に一旦謎番号を書き込んで破棄したりと、不思議な作業が発生しておりました。最初の2段 MNP とは違う技のようでしたが、どのような経緯でこの方式になったのかも謎ですし、スタッフさんも初めての対応で右往左往って感じでした。

1円で SE ゲットできて、OCN 回線になるなら・・・と、私もやろうかとちょっと考えましたが、今更 SE は欲しいとは思わないうえ、MNP の元として程よい弾がなかったし、こんなに窓口で時間がかかっちゃうのは、、、、と思って止めました(笑)。

なかなか複雑だし、ちゃんと理解して交渉しないとワケわからなくなる携帯屋の仕組み、不明瞭で不慣れな人には不親切極まりないっす。こうした所にこそ、行政指導が入って欲しいところですなぁ。っていうか、こんなムダ処理の原資が、高額プランを毎月支払いしている養分ユーザーだと思うと・・・まだまだコストダウンできる余地がありますな。