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電気の困ったコト

引っ越しして1ヶ月が過ぎた頃・・・はじめての電気料金の請求が来た際に、驚いてしまいました。そう、やたら電気料金がお高いのです。

ガス+電気だった旧宅とは異なり、新居はオール電化でして、夜間蓄熱式の給湯器が設置されています。3つ前の住居(ずいぶんと前)にも同様なオール電化の家に住んでいまして、その頃のイメージがあったので、それほど高額になることはないと思い込んでおりました。・・・が、以前の電気+ガスの月額合計の約1.5倍ほどのお値段になっていました。

引っ越しの際には、旧宅から引き続き東京電力(実際は東京電力エナジーパートナー社)にて手続きをしました。オール電化だと、他の電力会社の選択肢は少なそうだとの事前調査だったのです。実際には契約時にも色々とトラブって、大変だったのですが、電気料金の請求が来て、結構メンドウな事になっていることにようやく気付きました。(というのが、1ヶ月ほど前のこと。)

スマートメーター設置済の物件だったので、思った以上に高額だった電気料金の内訳を調べたら、原因がわかりました。使用量などの細かな情報は WEB で確認可能ではあったのですが・・・登録が済んで、ちゃんと確認できるようになったのと、電気料金の請求が来たのがほぼ同時だったので1ヶ月ほど気づけませんでした。

だいたい日々の電気使用量の推移が、こんな感じ。23時からお湯を沸かしているので使用量が跳ね上がって、深夜や日中はほとんど使っていない。夕食作ったりする夜の時間にちょっと使用量が増加する程度です。

・・・で、このグラフにおける、緑の点と青の点で単価が異なるのです。

現在東京電力エナジーパートナーで契約可能だったオール電化向けプランは、こんな感じで、夜間の電気料金が設定されています。1時から6時までの深夜が安く、それ以外はちょっと高めなんです。

我が家の使用量を見ると、23時から1時までの、安くない時間帯にお湯を沸かしているのです。これが高額になる原因でした。

物件の管理会社に聞いたり、自分でメーターを調べたりした結果、給湯器用のスマートメーターにナイトタイムスイッチというのが内臓されており、このタイムスイッチの設定が23時から8時間稼働するようになっていたのです。

そして、設置されている給湯器にはタイマー等はなく、このスイッチの制御により通電する時間がコントロールされていました。というわけで、自分でも物件の管理会社でも変更することはできず、可能なのは電力会社のみ・・・ということが判明。

実は現在のスマートライフプランという契約ですが、このプランが登場する前から契約している人は、古い契約のまま利用可能なんだそうです。古い契約であれば、23時以降が安いプランになっているそうです。

しかし、転居や新築などで、新規に契約する場合は以前あったプランは契約できないのです。昔(10年以上前)オール電化の家に住んでいた頃は、深夜電力Bと従量電灯Bという2系統を契約して、深夜電力Bというのが安かったんです。その後も家電上手とか、オール電化優遇なプランがあったそうですが・・・東日本大震災後の電力需給問題から、オール電化にはキビシイ価格設定のプランに変遷していたようです。

ググると、コチラの方のように変更してもらった、という情報も出てきましたので、変更してもらえると思ったのですよ。

・・・と、長くなってしまったので、この先の顛末は別ポストにします。