黒船はやっぱり襲来するのか?

今日はちょっとマジメな投稿。個人的な思い込みも多いので、話半分でヨロシク。

本日の朝、日経が報じた Anazon の日本での電子書籍参入に向けての一手の噂。Kindle の日本上陸は日経では何度も取り上げているネタではありますが、未だに公式なアナウンスはありません。

個人的には、本当に来るか来ないかは別にして、これって日本の書籍流通に関する警告だと思っていました。外圧に屈する前に、数多くの日本企業よ団結せよ・・・という日経からのメッセージだったと思うのです。

しかし、日本の電子書籍は相変わらず夜明けを迎えませんね・・・各企業の持つ既得権益をなんとか守ろうっていう姿勢が明らかになる一方という感じがしてなりません。

急に話は変わりますが、私が求める電子書籍のサービスって、単一の端末やプラットフォームだけで楽しめるものじゃなくて、色々な Gadget でシームレスに、紙の本よりも便利にモビリティの高い状態でコンテンツを楽しみたい・・・できれば知人との本の貸し借りを通じて思いや思想を共有できればなおよろし・・・と、いったところ。

残念ながら今の日本の電子書籍サービスにこのようなものは無いと感じます(知らないだけであるのかも知れないけど・・・無いよね!?)。自分のところのプラットフォームだけに閉じて、あわよくば紙の時よりも出版社が儲けようって香りがプンプンしちゃいます。

一方、Amazon は本国 US では私の求めることのほとんどが可能な状態になっています。まぁ、Amazon ってプラットフォームに縛られている点は残念ですが、PC でも Android でも専用端末でも楽しめるし、コンテンツも幅広い。そして、著者とユーザーのメリットが第一に考えられていると感じますな。

まぁ、ここまで国内の進みが悪いなら、どーんと Amazon さんが席巻しちゃってくださいって感じですよ・・・

日本企業も Amazon があまり得意としていない 2Byte 系文字コードならではの機能や、ルビ等の機能を実装して、中国をはじめ世界の半分を手中に収める事だってできただろうし、コミックスとかなら世界征服も可能なはずなのに・・・

まぁいいや。日本企業に期待するのはもう止めて、Amazon にお任せしよう・・・

実際の日経の記事は、電子書籍がどーとか言う話ではなく、Amazon がデータ通信 SIM を1980円で販売するという内容ですな。Gadget マニアな私は驚いて色々調べてわかったのは、正式な発表ではないですが 500MB 分の使いきり SIM だそうで、bmobile ブランドで頑張っている日本通信との提携らしいってこと。表向きには否定したようですが(あまりの短い文に思わず笑ってしまったww)、火の無いところに煙は立たんですな。

コスパ的はちょっと残念な仕様に見えてしまいますが、電子書籍購入のための通信プラットフォームならば納得のスケール感と思われるこのデータ通信 SIM。

きっと通信速度やポートの制限もかかるんだろうけど、有効期限が1年とかだったら、緊急時用に1枚は常に持ち歩くといった用途に、私のような Gadget 好きにも歓迎されると思います。

株価って正直ですよね~(笑)。

Author: 管理人

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