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続 Redmi Buds 3 Pro

さて、イヤホンとかスピーカーとか、音質に関する評価ってのはなかなか難しいんですが・・・

Redmi Buds 3 Pro はですね、結構フラットで素直な音。特に高音がシャリシャリしすぎとか、中音が薄いとか、低音が鳴らないとか、そういった特徴がなく、広く全体的にキレイに鳴る感じです。ちょっとものな足りない音域は、イコライザーで調整してあげると、素直にブーストされますので、好みに合わせやすいかも。

ANC は、なかなか強力です。デフォルト ON で、ボタンを触ったままホールドすると外音取り込みなスルーモードになるのですが、結構ガッツリとノイズキャンセルされていることが実感できます。エアコンや扇風機の音はほぼ皆無になります。窓を開けて外界の音に晒されてみると、車が走るロードノイズの大半が消えて、道路が高機能舗装になって高級車が走っているってな感じに聞こえます。セミの鳴き声はさすがに消えませんでしたw

ANC が ON だと、本当に色々な音が良く聞こえます。イヤーキャップとしては、それほど密閉度が高いものではないけれど、音楽に集中しやすい環境を簡単に作れる優れものですな。有線式なノイキャンイヤホンは何本か持ってますけど、これはそれ以上のノイキャン性能です。また、私の持っている TWS の中で一番音質が良いっすね。Apple や Sony の高価なヤツと比較はできないんですけど、さすが Xiaomi、コスパはとても良いです。

イヤホンでの操作は、ボタンではなく静電タッチ式。軽く触れただけ(ワンタップ)には動作が割り振られておらず、触ったままホールドで ANC モードの切り替え、2回タップで再生・一時停止、3回タップで次の曲ってな感じ。ちょっと触れてしまって誤動作とならない点、良いんですけど、ボリュームのアップダウンなど多くの機能がイヤホンでできるわけでない点がちょっと残念。また、装着したかセンシングしているので、耳から片方でも外すと一時停止になります。

充電は Type-C のコネクタ経由でもできますが、Qi 対応の充電パッドの上に置くだけでも充電できます。5000円前後で買える ANC 付き TWS では、なかなか見かけませんな。

ちょっと不安だったのが、MIUI 端末の近くでケースのフタを開けると、ペアリング済なスマホではバッテリー状態の確認ダイアログが出るんですけど、ペアリングしていないスマホに「このデバイスはあなたのものではないようです」と出ちゃう点。電車の中でフタを開けて、近くに Xiaomi 端末使っている人がいたら・・・お邪魔しちゃいそうな気がしてなりません。そのうえ「接続」なんてボタンが出るので押されちゃうとどうなるか・・・

・・・不安になりますけど大丈夫。ケースのボタンを2秒長押ししてリセットしてね、という表示になり、勝手にスマホ側から接続を略奪することはできない仕組みになっておりました。フタを開けるたびに近所の Xiaomi スマホに何か表示されちゃうんだとすると、ちょっと迷惑な機能かな・・・。ペアリング済な状態なら、出なくて良い気がします。

実は Redmi Buds 3 Pro は2台の端末とペアリングして簡単に切り替えができるということらしいけど、まだ試してないです。どうやら、1台ペアリングした後、ケースに入れた状態でフタを開けて2秒ボタンを長押しして別スマホとペアリングしてね、と説明書に書かれているので、上記別端末で接続用の画面が出ちゃうのは、2台目のペアリングのためかもしれません。

ちなみに、ファクトリーリセットはイヤホンをケースに装着した状態でフタを開けて10秒ほどボタンを長押しするそうな。

対応アプリを入れない状態でもフツーに使えますし、音も良い。ANC の効果も絶大だし、なかなか気に入りましたぞ♪ 個人的にはうどんタイプより、この手の Buds 系の形状の方が好みってのもあり、末永く使えるように亡くさないようしたいです。