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新たな負担金

携帯電話の回線を複数持っているので、フツーの人よりも多めに負担しているユニバーサルサービス料。現時点では1回線当たり3円/月ですね。自動的に負担させられていますが、皆さまはこのユニバーサルサービス料って何のために集められているかご存知でしょうか?

ユニバーサルサービス料は、携帯回線だけでなく固定回線にもかかり、全国遍く電話サービスを提供するために、収益性の悪い地域でも回線提供できるようにするための費用負担・・・ということらしい。ま、これは社会インフラとして必要な部類かな・・・と思う反面、回線契約者以外(公衆電話利用や海外渡航者)にも利点があるので、回線契約者からの収集じゃなくて税金でいいんじゃないかとも思ったりします。

ちなみに、楽天モバイルはこれまでユーザーから収集していなかったけど、7月利用分から収集を開始するそうです。ただし、無料期間や1GB未満で0円になっている場合は楽天モバイルが負担してくれるそうな。あと、楽天モバイルは0円キープだからといって、180日利用がないと回線停止になるように変更されるらしい。寝かせ回線にしている人は注意ですな。

さて、話が少しそれましたが・・・ほとんどの会社だと7月から、楽天モバイルだけは8月から、新規に電話リレーサービス料というのが毎月徴収されるようになるそうな。1.1円/月がほとんどで、楽天モバイルだけは1円/月。

何に使われるかは総務省のページがわかりやすいですが・・・個人的には間に入っているオペレータって、現在のテクノロジー使えば無人でできそうな気がするんですな。「文字 → 音声」「音声→文字」も十分実用レベルだと思いますし、AIチャットなどを活用すれば、もっとインテリジェンスな対応ができそうな気がします。そんな公共システムの構築と運営にこの費用を使ってくれるというなら、喜んで支出したいところですが・・・人力ってどーなん? って感じてしまいます。手話とかが必要なシーンもあるのかもしれないけど・・・やっぱり、テクノロジーを活用すべきケースな気がしてなりません。

福祉的な用途のために収集されるようなので、反発はすくないだろうとは思いますが、若干事前の周知が薄かった気がします。私もこの話を知ったのは4月位でしたなぁ。

しかし、どうにも他国と比べて IT 後進国っぽい感じが否めません。雇用の確保っていうメリットもあるのかもしれませんが、システム構築や運営にコストをかけて、IT人材の雇用を作った方が良いんじゃないかなぁ。ま、この国でシステム開発・運営をやると、中抜きだらけで使えないシステムやコスト高になっちゃうから、必要としている方々へのサービスと考えると良い落としどころだったのかも??