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Xperia 10 IV のデータ通信

Xperia 10 III を引退させて Xperia 10 IV に置き換えるにあたって・・・バッテリー容量増加やカメラ性能アップ(光学式手振れ補正対応)、チップセットの更新(スナドラ690から695)よりも、私にとって大きなインパクトがあるのは通信関連の違い。もちろん eSIM 対応による Dual SIM ってのもありますけど、やはり対応周波数の違いは大きいです。Xperia 10 III でチェックしたのと同様に確認しておきます。

Xperia 10 III (ワイモバ版)の対応周波数表と、Xperia 10 IV (ソフトバンク版)の対応周波数表を比較すると、実は違いがあるんです。

LTE Band5G Band
A102SO (Y!mobile)1 / 3 / 8 / 41n3 / n28 / n77
A202SO (Softbank)1 / 3 / 4 / 8 / 12 / 18 / 19 / 41n3 / n28 / n77 / n78

5G の n78 はドコモと au で使用しているバンドなので対応されている分有利。LTE はドコモのプラチナバンドな Band 19 と、au のプラチナバンドは Band 18 が追加されているのが大きい。ソフトバンクのプラチナバンドである Band 8 だけだった Xperia 10 III に比べて、Xperia 10 IV はソフトバンク版であってもドコモや au、もしくはそれらを使う MVNO で使用しても安心です。

LTE Band5G Band
A202SO (Softbank)1 / 3 / 4 / 8 / 12 / 18 / 19 / 41n3 / n28 / n77 / n78
SO-52C (docomo)1 / 3 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 39 / 42n28 / n77 / n78
SOG07 (au)1 / 3 / 8 / 18 / 19n3 / n28 / n77 / n78
XQ-CC44 (Rakuten / MVNO)1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 38 / 41 / 42n3 / n28 / n77 / n78 / n79
XQ-CC44 (SIM Free)1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 38 / 41 / 42n3 / n28 / n77 / n78 / n79

ちなみに、Xperia 10 IV も販売元によって、上記のように対応周波数に違いがありますな。楽天モバイルや各種 MVNO 向けと、3月10日発売の SIM Free モデルは型番が同じなので共通っぽいですね。ちなみに、ドコモ版だけは eSIM 対応がない Single SIM になります。あと、3大キャリア版は FM ラジオ機能があるといった違いもありますな。一応各キャリアのプラチナバンドはどの SKU でも対応したことになるので、Xperia 10 IV ならばどれでも安心って感じにはなったのは Xperia 10 III からの進化ポイントですな。

現時点で私の持っている SIM でソフトバンク系なのは LINEMO だけですが、これは LINE をインストールしているメイン端末である Xiaomi Mi 11 Lite 5G に使っていまして、サブ端末にはドコモ系 MVNO (IIJmio と OCNモバイルONE)と au 系な povo2.0 の SIM を使うことになります。そんなわけで、Xperia 10 III は遠征した際に通信できなくても影響が少ないように、サブサブ端末になっていたんです。

Xperia 10 IV はどのキャリアでもプラチナバンド対応ができるので、サブサブ端末からサブ端末に昇格としようかと思います。画面は大きいので便利なシーンもあるけど、若干ハンドリングの悪い Motorola edge 20 はサブサブ端末に格下げです。・・・ちょっともったいないw