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甲州ワイナリー巡り(Part 3)

3軒目は、2軒目から北上して塩山駅を越えて、細い道をグイグイ進んだ先にある塩山洋酒醸造

かなり細いクランクを通過しないと到達できないので・・・デカイ車での来訪は若干迷惑だったかも(笑)。

醸造所の一角が店舗になっていて、作ったワインが販売されておりました。

店内で色々と話を伺っていると・・・なかなかココのワインは面白そう。

先ほど白を買ったので、今回は赤。写真右側のベリーアリカントをお買い上げ。ベリーアリカント種は、本来はブレンド用として少量使用するもので、色がとっても濃いのが特徴。濃厚でコクがあって、香りが強いというし、リピーターが多いワインだというので・・・気になるじゃないですか。飲んでみたいじゃないですか。赤はフルボディが好みな私に向いていると思ったのです。

友人は同じベリーアリカントと、左側の SALZ BERG をお買い上げ。SALZ BERG って・・・・と思ったら、ドイツ語で塩山・・・なるほど(笑)。

他にお客さんが居なかったからか、醸造所内を案内してくれました。ぶどうを絞る機械や、発酵タンクなど、結構広いエリアに沢山置かれていました。昔は現在はタンクが置かれている地下部分が貯蔵庫になっていたそうで、小さな穴から人が入る感じだったとか。

発酵するタンクはホーロー製だったり、ステンレス製だったりで、使うもので味も変わるそうな。ワイン作成も奥が深そう。

試作品を作ったりするラボみたいな場所にも入れてくれました。手作業でコルク封をする機械があり、空瓶にコルクを装着する作業を体験させていただきました。

特に大きな力も不要で、ピッタリと上手くコルクがハマる仕組みが面白かったです。瓶を機械に装着するのは若干慣れが必要ですが、大きめな穴にコルクをテキトーに入れても、ハンドルを下すとうまい具合に瓶の口の位置にピタリと合うようにできているみたい。

製品としての量産は、コチラの機械で瓶詰するそうです。一応機械化されているけど、古い機械で歴史ある醸造所だなぁ・・・って感じ。設立は昭和34年(1959年)だそうな。

なかなか貴重な良い経験ができました♪