日: 2022年6月11日
洗濯機を分解清掃 (まとめ)
当初の想定以上に苦戦して長期連載となってしまった洗濯機の分解洗浄。途中色々と右往左往したのですが、ノウハウをまとめておきたいと思います。
- 第1話: 洗濯機を分解清掃 (作戦開始)
- 第2話: 洗濯機を分解清掃 (補給作戦その1)
- 第3話: 洗濯機を分解清掃 (補給作戦その2)
- 第4話: 洗濯機を分解清掃 (工具加工作戦)
- 第5話: 洗濯機を分解清掃 (洗濯槽分離成功!!)
- 第6話: 洗濯機を分解清掃 (洗浄・組立)
まずは上部インパネ、洗濯槽の上部カバー、パルセーターはプラスドライバーがあれば外せますが、結構固くなっていると思うので、シッカリと山(サイズ)が合うドライバーを使って分解しましょう。
洗濯槽の固定は、我が家の日立製の場合は 38mm ナットでしたが、メーカーや機種によってはサイズが異なる場合もあるので確認してから工具を揃えましょう。古くて固着しているという要因よりも、製造時からガッチリ固定されている影響もあって、安いレンチでは外せない可能性が高いです。また、ヘッドの重たいハンマーも必要です。最低でも1オンス以上のヤツを入手しておくべきですね。

お金に余裕がある方は、HW-25K というパナソニック製の専用工具を入手すると良いでしょう。ただし、お高いのでレンタルという手もあります。私も最終手段としてヤフオクでのレンタルを検討しましたが、往復送料考えると4000円程度かかりますかね。今後何度か分解清掃をしたいと考えるなら、レンタルよりも手元に工具を揃えたくなりますね。打撃レンチは柄の長さに要注意です。切断する気合があれば有用な道具でしたね。
そして、洗濯槽の取り外しにはギヤプーラーが必要でした。固着が激しい部品には、熱湯をかけて金属を加熱しつつ、少しずつ力を加えてやるとなんとかなる場合も。5-56 はあまり役に立たなかったかも。
私の場合は分解に3時間、工具加工に4時間、洗浄作業に4時間、組立30分といった具合で、工具の到着やら買い出しなどを挟んで、賞味3日位かかってしまいました。今後は分解30分、洗浄2時間、組立30分といった感じの半日作業に落とし込めそうです。業者に依頼して2万円程度なら、コスパ的にも悪くない作業だと思いました。工具加工や洗浄で両腕がグッタリしましたし、全身筋肉痛になりました(爆)。

使用した道具は下記のような感じ。ジグソーもちょっとだけ出動したかな。
- 38mm レンチ: 839円 → これは無くても良かった
- ギヤプーラー: 1,380円
- 38mm 打撃レンチ: 2,390円
- 石頭ハンマー(1.1kg): 1,089円
- 金鋸替刃(3本入り): 218円 → 手元にあったものと含め、2本消費した
- 金鋸(手ノコ): 家にあった
- プラスドライバー2本: 家にあった
- マイナスドライバー: 家にあった → パルセーター中央部のカバー外しに使用
- 14mm メガネレンチ: 家にあった → ギヤプーラーを回すのに使用
- 洗浄用ブラシ(3種類): 家にあった
今回、追加購入の工具代として5,916円かかっていますので、マジで業者頼みもアリかなというトコロ。また、何度か業者に頼むくらいなら、買換えちゃうのもアリですね。エコじゃないけどw
今後は汚れ具合を見ながら、半年か1年に1回は分解して掃除したいと思います。何度か実施すれば、入手した工具も無駄にはならんのです。分解のお手伝いや工具の貸し出しなど、私の知人の範囲内であれば承りますので、ご相談ください(笑)。