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HT-203H Smart Thermal

サーマルイメージャーな HT-203H。スマホにアプリを入れないとどうにもならないので、まずはアプリのセッティングからです。この手の若干アヤシイものを扱う場合は、メインじゃなくて実験用端末な Redmi Note 12 Turbo (POCO F5 化済)を使います。

アプリはマニュアルに書かれた QR コードを読み込んだ先(おそらく製品情報ページにあるリンクと同様)からダウンロードしたんですが・・・エラーで怒られました。Android 14 なんだけど・・・ダメだったんかしら?

なので、Google Play を見てみたらちゃんと公開されていましたので、Google Play からインストールを実施。ほぼ機能が同じだと思っていた HT-203U とは別アプリなんですな。Google Play からインストールしたアプリのバージョンは 1.1.2.26 だったので、時折アップデートしてくれている様子は安心です。

カメラをスマホに接続してアプリを起動すると・・・最初は簡単なチュートリアルが出ますが、その後はすぐに撮影画像が画面に出ます。25Hz で結構滑らかにリフレッシュしてくれます。左側には静止画や動画でのキャプチャー用のボタン等が並び、右側に設定ボタンが並びます。

右側の一番下の歯車アイコンはアプリ全体の設定。言語選択は日本語は選べません。英語と中国語はわからんでもないけど・・・なぜ3つ目がロシア語なんでしょ⁉ 用途の一例に床暖房の状態チェックみたいなのが紹介されていたので、寒い国の人が使うことが多いのかしら??

System camera を ON にすると、画面の左上に小さ目にスマホのカメラで撮影した画像がオーバーレイされて表示されます。まぁ、画角もレンズ位置も違うので、軽い参考程度ということでしょう。温度測定の画像に重なってしまうので、後から透過合成とかできないのが残念。左右に2画面並べるとかした方が便利な気がします。

下から2番目のアイコンは温度に関する設定。測定レンジが2段階に分かれていますが・・・日常的に利用するのは Small のレンジで十分でしょうね(笑)。ココはほぼ弄らないで OK でしょう。

下から3番目・・・というか、上から2番目は表示させるカラーパレットの設定。10タイプありますが、デフォルトの iron red が個人的には一番直感的な感じがしました。

一番上のアイコンは、スポット温度をどのようにチェックして表示させるかが3択になります。一番上は中心(白)、最高(赤)、最低(緑)の3点をセンサー全体から調べて表示してくれます。

2番目は画面をタップ&ホールドで動かして2点を設定して、その直線上で最高と最低を表示してくれます。特定の場所の温度を比較したい場合に便利そう。

3番目は同じくタップ&ホールドで矩形を設定。矩形内を測定レンジとして、最高と最低のポイントをチェックできます。2番目のラインよりも使い勝手が良さそうではある。とはいえ、画面全体で最高・最低が出る上、画面中央の温度が表示できれば特に困ら無さそう。カメラを固定して定点録画とかするなら、ラインや矩形の測定範囲指定が有効・・・なのかな?

ちなみにここまでのキャプチャーでは、我が家のルーター置き場を見ています。奥にある ONU はほぼ発熱していないけど、NEC のルーターとそのアダプターは結構な発熱。特にルーターは全体的に高温になっていすな。風通しは良くしているのですが、故障に繋がらないか若干の不安があります。ちなみに、ルーターの手前にある小さな箱は VPN サーバをしているラズパイ3。ケースを触るとほんのり暖かいくらいですが、内部は案外発熱しています。ココにあるブツは24時間稼働なので、夏場は温度が気になりますな。

これはテレビ横のラック。HDDレコーダーは電源が入っていなくても常時それなりに熱を持っています。そして、上にある楕円形のブツは・・・Amazon Echo Dot。コレも結構発熱しているので、結構電気食ってるんだろうなぁ。

コチラは冷蔵庫。横のパネルが結構発熱しているのがわかります。放熱のためだと思うので、横にモノを置くのは避けるか、ある程度隙間を空けないとダメですな。本体とドアの隙間も案外発熱しているのが謎。

撮影中は若干チカチカという動作音がしますが、シャッターのリフレッシュっぽいので気にしなくても良いのかな? とにかく普段人の目には見えないものが見えるのでなかなか楽しいです。家中を色々コレで探索してしまいましたが・・・我が家は結構熱源少な目でした(笑)。冬場には暖気が抜けやすい部分とかのチェックとかやってみよう。