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玄関電灯スイッチの故障

実家の故障修理ネタ。炊飯器のガスコードを交換する際に、急遽「ココも調子が悪いんだ」と相談を受けたのが玄関の電灯スイッチ。押したらボタンが戻ってこないことがあるという。

修理前の撮影を忘れたのでいきなり完成後。状況を確認して、確かにボタンが戻ってこない頻度が高くて使いにくそうなので・・・すぐに近所のホームセンターに行って部品を調達して交換しました。とはいえ、スイッチ周りのモジュール全体を交換したわけでなく、若干トリッキーな仮対応をしました。

コチラが取り外した部品。コレに変わるスイッチと、ハンドル部品だけを購入して交換しました。スイッチの異常なので、スイッチ部品だけの交換で済ませたいところですが・・・

設置されていたものは古い「ニューコスモシリーズ」。既にこの形状のスイッチは廃番で売っていません。実はスイッチとハンドルの接合方式が変化していて、代替となる新しいスイッチだと、古いハンドルは装着不能なのです。詳細はココ(PDF)に書かれています。現在購入できるのは「コスモシリーズワイド21」なのです。取付枠と周辺のプレートは互換があるので変更しなくても大丈夫。

何故か設置されていたものは3路スイッチだったりで無駄だった(スイッチは1ヵ所しかない)のと、ホタル機能があったのですが、玄関入ってきて見えない位置にスイッチがあってホタルの意味がほぼなかったので・・・ホタル無しの片切スイッチ(WT5001)と、ホタル用の窓とネーム入れがないハンドル(WT3001W)を買ってきました。取付枠やプレートもセットになったヤツを買うよりお安く済みます。

さて、交換した古いスイッチですが・・・どこが故障しているのか気になったので分解してみました。緑の台座とグレーの全体のフタを開けて、中のスイッチ部分を見たけど、スイッチのナカミには異常がありません。押しても戻ってこないという異常は・・・グレーのフタの上、白いボタン部分を取り外したらわかりました。

白いボタンのパーツに板バネになっている金属があるのですが・・・コレが割れていました。

こんな感じ。長年押され続け、劣化が進んで割れてしまったのでしょう。30年近く稼働していたし、他の部屋の電灯スイッチと比べて、押される回数が各段に多い玄関電灯のスイッチなので仕方がないですかね。他のボタンスイッチから、この板バネだけを移植すれば元通りに修理できそうではありますが・・既にスイッチそのものも劣化が進んでいる可能性があるので、スイッチ丸々交換が正解ですかね。

自宅に戻ってみたら、装着されていたものと同じ品の未使用品がでてきた(笑)。急いで交換しなければ、コレを活用すれば良かったのかもしれないし・・・Amazon で最新版を買ってもセットが685円でした。ホームセンターの価格が高かった(1000円オーバー)ので・・・変則的な仮対応になってしまいました。結局ホタル無しの仮対応で問題なし、となったのでひとまず対応完了としちゃいました。