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初期不良電池を分解してみた

ちゃんと動作する 9V 充電池が入手できたので・・・不良品で返金対応となった電池のナカミがどんな感じになっているのかチェックしてみました。

まずは貼ってあるシールを剝がします。端子がある方に、プラとプラの接合する隙間が見えますな。

隙間にマイナスドライバーを突っ込んで、フタになっている部分を引き出しまして・・・ナカミを取り出してみました。銀色のリチウムイオン電池は・・・ガスで膨らんでパンパン状態です(笑)。新品でこの状態って、どーいうことですかねぇ。内部短絡でも起きている不良電池ってコトですかね。

裏側は 9V のアウトプットの回路があるだけですな。角電池の端子に繋がっているだけです。

両面テープで固定されている電池を剥がしてみました。電池には特に容量や電圧は記されていませんでした。結局のところ、3.7V での容量も不明。基盤の方は・・・Type-C コネクタに近い方が充電コントローラーですかね。中央部分がレギュレーターでしょうか。3.7V を 9V に昇圧して出力するようになっているのでしょう。

内部構造を見ると、隙間一杯に電池が入っている状態なので・・・表記が一番小さな(9900mAh)なこの電池よりも、大容量という別モデル(13800mAh や 19900mAh)ってのは、特に容量が増えているワケではないのではないかと感じました。

9900mAh 表記の青いヤツは・・・16g ととても軽量ですが・・・

倍以上の数値が書かれた 19900mAh な黄色いヤツも、同じく 16g しかない(爆)。電池の容量は重量に比例すると思っているので、おそらくは表記している数値が違うだけで、ナカミは同じなんじゃないかと推測します(笑)。ちゃんと稼働する黄色い方も分解してみたい気持ちもあるけど、分解せずに使いたいと思います。

しかし・・・16g は軽すぎます。マンガンなヤツだと倍以上の重量ありますよ(笑)。ちなみに未使用で保管されていた最後のこの1個は・・・消費期限が2007年になってた(爆)。

結局コイツも内部のリチウムイオン電池でダメっぽい。同じく返金対応となった LED ライトと症状は同じですな。似たような大きさなのリチウムイオン電池があれば、組み替えて使えそうですが・・・この角電池内に収めるヤツは難しいでしょうね。LED ライト同様に、18650 電池をこの基盤に接続するというのもアリですが・・・電池を格納する場所の形状次第でほとんどの場所で使えない感じになりますな。トリクル充電とかして、死んだ電池セルを復活させることってできないのかなぁ・・・無理だろうなぁ。電池セルは廃棄して、ガワと基盤だけガラクタ箱にでも残しておこう。