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大洗: 海鮮和食 日野治

大洗 SEASIDE STATION でマッタリして夜になったので・・・本命な夕飯ステージへ。

最終ステージの場所は海鮮和食 日野治。旅館と食事処が一緒になった大洗磯前神社近くのお店です。実は当初は別のお店に行こうと思っていて、1週間程前に予約を入れようとしたのですが既に2月は予約埋まってました。その後、他のお店等にも問い合わせしたものの、いずれも Full Booked な状態。とあるツテでこのお店を予約できたのですが・・・ちょいとトラブルがあって店内でドタバタしました。

色々とあったのですが、なんとかあんこう鍋にはあり付けました。食前に変なストレス入ったので、色々と味の評価にも影響が出てるかも(笑)。

戴いたのは「あんこうコース」税込7,150円。鍋以外にも色々と付いてきます。

作り方の指南書を読みながら鍋に具材を入れていると、もっと早くドサーっと入れて良いのだと、仲居さんが途中からやってくれました。今回3人前で、指南書によると野菜は2回に分けてと書かれていたので調整しながら入れていたので時間かかっていましたが、結局一気に全部鍋に投入していました。指示書に律儀に従ったダケなのに(泣)。

煮込んでいる間、お造りを食べていると・・・割と早めに沸騰してきました。フタを取って中火にして煮込み継続。

左上はあん肝。これはウマイ。今まで食べたことのある、居酒屋のあん肝よりも新鮮で臭みがないような気がしました。右上は供酢で、身以外に卵巣、皮、胃袋といった珍味も揃っています。

あん肝や供酢には間違いなく日本酒が合うハズなんですが・・・運転手なのでノンアルビールです。サッポロのヤツは、ちょっと甘みが強いかな。

あんこうの唐揚げは、身の部分は旨味凝縮な感じで美味。しかし・・・3個あるうちの一番大きなヤツは、ほぼ骨だらけの部位でとても食べにくい。唐揚げがとても美味しかったので、一つ大きなヤツを残して・・・と、最後の楽しみに取っておいたら他と異なる部位で悔しい思いをしてしまいました。残すなら、小さい身の唐揚げにすべきでした。

メインのあんこう鍋。アンコウも色々な部位が入っています。私が取った部分はほぼ皮付近のコラーゲンタップリ部分ばかりで、身の部分は1切れくらいしか食べなかった気がします。野菜タップリで思ったよりも薄味というかサッパリ系。スープがに味が出ているので、一番オイシイのはスープです!!

コラーゲンタップリなプリプリとした部分も臭みはほぼ感じなくて美味しいです。以前、都内の居酒屋で食べたあんこう鍋は、若干臭みがあってちょっと苦手だったと感じたのは・・・ずいぶん昔ですかね。他の具材では、こんにゃくが独特の旨味があって美味しかったですな。

スープがウマイのですが、取り過ぎると〆の雑炊ができなくなるというので、あまり取り過ぎないよう気を付けていたのですが・・・雑炊を作るタイミングでスープの残りが多いと指摘されました。なんだ・・・もっと飲んで良かったのか(笑)。結局、各自少しずつスープだけ取ってから雑炊作成スタート。ここで取り出したスープが一番味が濃厚で美味しさのピークでした。

そして雑炊が完成。猫舌なワタシは鍋の時点で舌が多少ヤラレ気味。そして雑炊をほお張ったら、やっぱり熱くて舌を火傷した状態に。一番旨味を吸い込んで美味しいハズの雑炊が・・・味覚センス半分程度な状態に。

それでもなかなかこんな雑炊は作れませんな。あんこう鍋は雑炊が一番美味しいハズなんですが・・・既に満腹近い腹具合と火傷気味の舌のせいか、感動度合いがちょいと薄めでした。そうだ、〆にフルーツが出てきました。

あんこう鍋は食べれる時期が限られるし、せっかくなら名産な場所で・・・となると案外敷居が高いですね。次回があるなら、肝をガッツリ入れる濃厚などぶ汁を試してみたいですな。

食後は車で帰宅です。片道2時間少々なのでそれほど遠くはないのですが、気軽には行けないですねぇ。