カテゴリー: Travel
原嶋屋総本家で焼きまんじゅう
群馬2日目もそろそろ佳境。水沢うどんを食した後は、前橋市街地に戻ってきました。
やってきたのは原嶋屋総本家。群馬のローカルフードらしい、焼きまんじゅうを戴こうという魂胆です。建物が超ご立派♪
店内では、焼いているところを見ることができます。4個入りで240円。串に刺した蒸した饅頭を、焼いてはタレを付け、焼いてはタレを付け・・・と、何度もタレを付けて焼き上げてくれます。
このご時世のためか、イートインできるスペースが閉鎖されてましたので・・・テイクアウトで外で頂きます。串に刺さった4連状態で出てくるのかと思ったら、串から抜かれてバラバラになったものに、1つだけに小さな串を刺した状態で提供されました。
1個ずつが結構デカイ。うどん食べてからあまり時間経っていないので、食べられるか・・・
・・・と不安になりましたが、心配は杞憂に。まんじゅうは結構フワっと柔らかく、パンみたいな感じじのお麩でした。もっとアンコが入ったようなズッシリした饅頭を想像していたのとだいぶ違いましたw
焼かれたタレがパリパリな部分とネトっとした部分があって濃厚ですが、中はサッパリと軽い感じ。また、甘みはあるものの味噌ダレなので、お茶さえあれば4つくらいはペロリとイケちゃいます。アツアツの内に食べるのが良いですが、お茶などの水分は必須ですね(笑)。
楽天とかで通販で入手できるみたいですけど、自分でタレを付けて焼かないといけません。ふるさと納税の返礼品にもなっているみたいですが・・・自分で焼くのはメンドウなので、焼きたてを食べられる現地で戴くというのが正解な食べ物ですかね。
水沢うどん 元祖 田丸屋
群馬2日目は、ホテルをチェックアウトしてから、渋川・伊香保方面へ移動。
お目当ては水沢うどん。元祖 田丸屋に入店です。このお店、駐車場がとても広大で、お店の中もとても広い。そして、やたらと設備が充実していました。儲かってるんだろうなぁ~って感じw
天ぷらとかセットになったものをオススメされますが、ここは硬派にもりうどん。普通サイズは少な目という情報があったので、大盛うどん2色つゆ(1,430円)をオーダー。むむむ、うどんにしてはお高いなぁ・・・というのが正直な感想。
しばし待つと、大盛うどんが到着。
大盛というだけあって、結構モリモリなのね・・・と思いますが、ペロリと食べれます。
醤油つゆは、結構出汁が効いてますが、辛すぎず甘すぎずでとても風味が良くて美味しい。胡麻つゆは、濃厚ドロリという感じではなく、サラリとして出汁+胡麻という感じ。個人的には醤油つゆが美味いので、次回があるとしたら、醤油つゆ1本でも良いかな。
うどんは、讃岐程のゴリゴリ感ではなく、ほどよく噛み切れるけどユルユルではない硬さ。熟成されたような味わいは、水沢うどんの特徴なんでしょうけど・・・驚くほどの感動ってワケでもなかったりしました。良い水のところなら、この位の美味しさは当然だよね・・・という、事前の期待値が大きすぎたのかもしれません。
とはいえ、大盛をペロリ。良く見たら、ザルの中心部が盛り上がってて、若干の底上げがされておりましたので・・・当初の見た目よりは量は少な目だったようです。
お手洗いに向かう途中、右手には広い座敷の部屋があったり、個室があったり、裏庭に滝やら鳥居やらがあったりしました。
この近辺はうどん街道と言われるほどに、沢山のうどん屋が軒を連ねております。見渡す限り、道路の両側はうどん屋です。ふつうサイズにして、もう1軒ハシゴするっていう手もあったのですが、他のお店はまたの機会に。
戸隠蕎麦のように食べ歩きに来ても良いかな・・・とも思いましたが、案外うどん1枚は重たいのと、お値段的にもそう何軒もハシゴできそうにないかなぁ。もう少し手軽に食べられる量と価格を全域のお店で用意してくれれば、食べ歩きツアーとかやってみたいですな。
箸蔵
群馬での夜・・・早めの夕飯でパスタだったので、ホテルにチェックインしてしばらくしてから、ちょっと飲みに出かけました。
繁華街からはちょっと外れたところにある、箸蔵。
古い蔵がそのままお店になっているという、ちょっと変わった居酒屋です。文化財登録されているらしい。
まずはお通しとビールで。このお店は生はプレモルでした。このお店、オーダーは自分のスマホで WEB 経由で行う感じで、いちいち店員さんを呼び出さなくても良くて便利ですね。若干オーダーページの造りが悪くて使いにくい点はありましたが・・・ユックリ選択できて良いです。
お腹は割と空いていないので、オツマミ程度で。ハラスの岩塩焼は750円。結構タップリあって、ツマミには最高です。
イカの肝焼きは860円。割と肝の苦みタップリで、これを食べるなら日本酒だよね・・・
というわけで、日本酒投入(爆)。WEB オーダーだと、お猪口の数とか指定できて、シェア飲みするにはもってこい。今回は群馬の栁澤酒造の結人(むすびと)純米吟醸 (たぶんこのページの壱回火入ってヤツ)と、獺祭の純米大吟醸50。
獺祭は個人的にはあまり好みではないんですけど、結人は・・・ちょっと惜しい感じですな。口あたりも良く、お米の甘みも感じられますが、後味に若干のクセというかモヤっとした感じが残りました。群馬も近くに山があって水源は豊富だし、米どころでもあるので・・・きっと探求すれば美味しいヤツもあるのかもしれません。
2階の半個室でユッタリとできて、もう少しお腹空かせて来ても良かったかもと思えるお店でしたが・・・。見知らぬ街での飲み処は、なかなか難しいもんですなw
グレースイン前橋
シャンゴで夕食をして満腹状態になった後は、ようやくホテルにチェックイン。前橋で一泊です。
今回は1泊だけということで、立地メインと駐車場の関係で格安ビジホとなる、グレースイン前橋。上毛電鉄の中央前橋駅からとても近く、繁華街も近いです。
ちなみにチェックイン時はまだ明るかったです。部屋は裏側で、天気が良ければ谷川岳とかが見えたかも?
すぐ近くに広瀬川があり・・・大きな柳が迫力満点。流れる水の量が多くて、夜近づくとちょっとコワイ。
部屋に入ると、左手にユニットバス、奥にベッドがあります。
ちょっと狭いけど、1泊寝るだけなので気にしません。
テレビが小さくて、BS は入りません。電気ポットとドライヤー、冷蔵庫はあります。エアコンは全館空調タイプ。
風呂桶だけ新品っぽかったユニットバス。トイレが小さくて、とても使いにくかった・・・
実はこのホテル、ビジネスホテルなのに1階に天然温泉が付いています。チェックイン時に入湯税150円を支払えば、朝まで夜中も入れちゃいます。
WBS を観た後に大浴場に行ってみたところ、他のお客さんはいなくて貸し切り状態♪ 泉質はちょっとぬめりを感じるくらいで、ニオイは特にしません。それなりに高温で温まります♪
洗い場は4つなので、それほど広いというわけでもありません。しかし、サウナも完備されておりました。サウナに入って、砂時計を反転させて・・・としていたら、1人他のお客さんがやってきました。砂時計が落ちたら出ようと待っていたのですが、なかなか落ち切らない。見てみたら、ちょうど半分くらいの場所で目詰まりして止まってました(爆)。
久々に湯船に浸かっていい気分です。翌朝部屋のシャワーも使いましたが、温度が周期的に変化してしまう点以外は可もなく不可もなく・・・ですかね。空いていたタイミングで温泉に入れたので良かったです。
SHANGO
赤城神社から前橋市内に移動。ホテルにチェックインする前に、少し早めの夕食です。まぁ、お腹空いてないんですけどね(笑)。
群馬ローカルなイタリアンレストラン、シャンゴに入店です。小麦の産地でもある群馬県では、高崎パスタってのが名物らしい。
ちょいと夕食には早い時間だったので、店内は空いていました。開放的な空間でイイですな。
メニューを見ると沢山の種類のパスタがありますが、群馬代表とまでいう「シャンゴ風」が代表格らしい。パスタにロースカツとミートソースという、ガッツリ系なヤツを本来は食すべきなんでしょうが・・・
なにやら季節限定メニューが面白い。
というわけで、麻婆カレースパゲッティをオーダー。イタリアンで麻婆、そしてカレーという異端児感に惹かれてしまいました♪
うむむ・・・結構な山盛り。このお店、ボリューミーなんですな。
生パスタなので、割とモッチリしてシットリした麺は、味わい的に中華麺みたくなるかとおもいきや、ちゃんとパスタです(笑)。茄子とズッキーニ等の夏野菜がタップリ載っていて、味噌ベースというソースはオリーブオイルとの融合でトマトソースのような甘みが奥にある、ちょっとピリ辛風味に仕上がっています。カレーはほんのり香って、軽く風味を感じる程度。サッパリとしたアクセントになっていて主張は弱めなのが好印象。確かに挽肉部分は麻婆な感じがしないでもないですが、ピリ辛ソースとタップリ夏野菜で、アラビアータといっても良いほどなイタリアンに仕上がっておりました。
・・・空腹じゃなかったけど、美味しかったのでペロリと完食したいましたヨ。食後のコーヒーを飲みつつ、結構苦しい・・・と唸ってしまいました。
いきなり変化球から入ってしまいましたが、次の機会があるならシャンゴ風にトライしていみたいですね。やはり結構ボリューミーなので、シャンゴ風にする際には腹ペコで来店しないといけませんな。
赤城神社 (三夜沢)
ソースかつ丼、コロリンシュウマイの後はホテルを取っている前橋付近までの移動。その間に、プチレクです。
三夜沢町にある赤城神社に立ち寄りました。赤城神社というのは色々な場所にあるそうですが、ここは赤城山の南側の麓にある神社。
平日なのに、案外参拝客が多かったですね・・・若い人は少な目でしたけど。
本殿をお参り。パワースポットということで、ここでは個人的な運気上昇を祈願。
なぜか神社近くに巨大なスイカの像がありました。いろいろな石碑がありますが、西瓜というのは珍しいですね♪
赤城神社に向かう道中、正面に見えるハズの赤城山は雲の中でして・・・全体像を拝むことはできませんでした。
天気が良くて、山頂付近の大沼まで登れば、こんな感じの絶景が拝めたのかもしれませんが・・・曇天のため、赤城神社の後は前橋市街地に向けて移動しました。途中、道の駅にも立ち寄ったのですが、お土産等の品ぞろえが期待していた感じと違って残念でした・・・。ちなみに、上の写真はホテルにて群馬テレビの深夜に流れてたヤツです。
コロリンシュウマイ
松屋旅館で極厚なソースかつ丼を戴いた後は、ちょっと南下して桐生市へ。
やってきたのはコロリンシュウマイ。ローカルB級グルメというか、他ではなかなかお目にかかれないローカルグルメということで、ソースかつ丼で満腹状態ではありますが、未知なる食べ物にトライします。
左がコロリンシュウマイ。5個で180円。ソース味になっています。右はカレーコロリン。5個で200円。カレー風味なソースになっているそうな。
無印コロリンには青のりをかけるようです。形状はシュウマイっぽいけど、皮の中に豚ひき肉・・・ではなく、男爵いも、玉ねぎ、でんぷん、豚脂を練り物状にして丸めて蒸したものらしい。
食感はプニプニとした弾力が少々ありつつ、硬めのちくわのような練り物感もある、どこかで食べたことがあるような、ないような・・・不思議な感じ。味はソースが強めですが、ちゃんと玉ねぎやイモの甘みを感じるし、少しだけお肉の風味も感じないでもない。シュウマイか・・・と言われると、別モノな、不思議な食べ物ですな。カレーコロリンは予想通りのカレー味。カレーってスゴイですな(笑)。でも、オカズの1品とか酒のツマミとかにあると、フツーに食べれちゃうと思う。
ものすごく美味で、なぜ全国区にならないのか謎だ!! という感じではなく、コレならローカルフードのまま広まらないかもね・・・というのが偽らざる感想。決してマズイわけではないですが、これが全国のコンビニのホットスナックとして並んだりすることはないかな・・・という気がします。
冷めると硬くなってしまうためアツアツのうちに食べないとダメだそうで、そのあたりも広まりにくい原因かもしれませんなぁ。生だと日持ちもしないようなので、冷凍されたものが通販で買えるそうな。
まぁ、何事も経験です。現地ならではの味を体験できて良かったけど・・・でんぷん質の塊みたいな食べ物だったので更にお腹いっぱいになり、腹持ちも良いというのが悩ましいトコロ(笑)。