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[台湾] 国立台湾博物館(本館)

2日目は天気予報では雨。明け方から雨が強く降ったり時折止んだりといった感じだったので、できるだけ室内アクティビティにしようということになりました。

そこでやってきたのが、国立台湾博物館。台北駅からちょっと南側に歩いたところにある本館から見ていきました。ちょうど雨が止んだタイミングで移動できたのはラッキーでしたな。

本館の近くには当時使われていた機関車が展示されています。建物に入っていてガラスで囲われているので・・・撮影アングルが限定されちゃいます。ココは入場料無しで見学できます。

本館入り口右側のチケットブースでチケットを購入し、ゲートで QR コードを読み込んで入場します。チケットは大人1枚30元とお安い。悠遊カードでも購入できました。本館入ってすぐのホールは、吹き抜けになっててなかなか荘厳な感じ・・・なんだけど、1900年代に入っての建物なので、ローマ等でもっと古い建物を見てると、ちょっと荘厳さに欠けるという印象になりがちw

とはいえ、なかなか豪華な作りしているので、展示品だけじゃなく建物好きな人でも楽しめるかも。

地下1階から3階までと4フロアあって、東西に2つの展示室があって、それぞれの展示室で人類、地理、歴史、動物、植物など色々なジャンルのものが展示されています。

ここは地下。子供向けな展示もありました。

歴史に関する展示は、台湾の成り立ちや近代史に関する展示がされています。日本も大きくかかわったことなので、近代世界史とか勉強した人にとってはより知識が深まるトコロなんでしょうけど・・・理系な私は・・・この辺りの知識は残念ながら浅いのです。事前にちょっと入れ知恵しておいたのが多少の助けになりましたw

原住民族に関する展示もあります。写真の左側の飾りは出草(首狩り)の風習で使われた目印とのこと。

この博物館に関する歴史は、壁から引き出す写真で時系列に追うことができるように展示されています。年を記す色で、どの時代かがわかるようになっているらしい。この博物館も台湾の自然や文化を研究した日本人の成果などを展示していたというので、台湾だけでなく日本の歴史の一部でもあることがうかがえます。

日本統治時代にはこの建物のロビーに立っていたという銅像。後藤新平民政長官と児玉源太郎台湾総督。日本の敗戦後も統治時代に建てた建物やこうした銅像が破壊されるわけでもなく、ちゃんと保存されているあたり、台湾の親日ぶりを感じることができますね。まぁ、全体としては抗日な面も歴史上はあるんですが、親日な感じは現地の人と接しても感じられますな。

ざっと見ると1時間程度で回れますが、興味のあるジャンルがある方は、もっとじっくり時間をかけても良いですね。外に出たら・・・強い雨が降ってましたので、インドアイベで正解でした♪