さて、早くも3回戦目となる「新!東京ラーメンチャンピオン」。小雪がちらつく中、新宿まで行ってまいりました。とはいえ、新宿は既に雨。前日金曜日の残り雪もほとんどありませんでした。
今回は割りと事前情報では気になるお店が多く、4杯全部行きたいところですが、まずは2杯食べました。
1杯目は実は九州ラーメン好きな私は結構気にしていた「龍の家」の「九州地物づくし 炙り地鶏入りとんこつ」をハーフで。
で、これが結構刺さりました!! 臭みのないトンコツの濃厚な味わいに、長崎の焼きあごをベースで作ったといわれる油とのバランスが絶妙。柚子の風味を練りこんだわさびも良いアクセントになっています。九州ラーメンとはちょっと違う麺は、それほど細くないストレート麺。コシもあってスープとの相性も良いです。細かくちぎった有明のりの塩気も邪魔にならない感じ。宮崎地鶏の炭焼きは2つしか入っていないのはハーフなせいか? ヤキトリみたいでちょっとラーメンには合っていないような気もしますが、悪くはないかな?
2杯目は本命?な「バリ男」の「男の坦々麺」。フルサイズでいただきました。これが坦々麺の本来の姿という「汁なし」に近い状態で出されます。
辛くなく、むしろ甘い(訂正。「辛み好きから見た場合、“ナシ”かな」だそうです)。とのM橋氏からの事前情報もあったのですが、ちゃんと坦々麺に仕上がっています。白ゴマの風味が効いており、カニ味噌のような不思議な甘みも感じられます。辛さはほぼラー油ベースで、山椒はあまり感じられませんでしたが、先日虎ノ門のお店を訪問したバリ男の麺との相性もなかなか。シンプルだがゴマの風味を楽しめる逸品です。個人的な趣味で言えばもっと山椒を前面に出して四川風にしてくれるともっと好きなのですが、これはこれでウマイ。普通に店舗でラインナップして欲しい位です。
こちらは同行の Angelfeld 氏が2杯目にオーダーした「支那そば きび」の「極厚チャーシュースペシャル」のハーフ。ホールトマトもイマイチだし、チャーシューもバサバサして硬くて残念な仕上がりだったそうです。
Twitter でもつぶやきましたが、「せたが屋」のヤツは、隣の客のを見てイマイチそうだったのと、店員の接客が最悪だったので、もう食べてやらない!!
・・・というわけで、3rd シーズン2回目の来店はないかな・・・
1st シーズンは「なんつッ亭」、2nd シーズンは「初代 けいすけ」が勝ち抜け。いずれも濃い目のラーメンが勝ち残っています。3rd も私の食べたいずれかが進出した場合は、全部既に食したことになるので、わざわざ決勝戦にまでは行かないかもしれません。
この49Fからの眺めもしばらくご無沙汰になるかもしれませんね・・・