Posted in Gadgets ひとりごと

Apple Vision Pro

昨日、WWDC23 の Keynote を聞いて Vision Pro について触れましたが・・・、後々情報を見直してたら気になった点を補足しておきたくなりました。

まず、私が割と大きく勘違いしていたのは、この画像でグラスから透過して中の顔(目の周り)が外から見えているのは・・・実は EyeSight という機能によるものだったこと。周囲に人がいることを検知すると目の画像が表示される外向きなディスプレイによるもので、実際の顔が透過しているワケではないということ。私、すっかり透過型ディスプレイなんだろうと勘違いしてました(後半既に眠かった)。

電脳コイルの世界というより、攻殻機動隊のバトーの方がイメージに近いかも。「目を奪われたぁ~」と叫ぶ人が続出しそうな予感・・・

しかし、この EyeSight 機能・・・要るかなぁ⁉ 少なくとも、周囲に人がいないとか、周囲に気を配る必要のないシーンでは不要なので、私が想定する範囲内なら無くて良いかな。その分値段を $500 くらいは下げられそうな気がする(笑)。

そして EyeSight ってスバルの商標ではないのかしら? ジャンル違うので問題ないのかな? このスバルのポータルにあるアイサイトマンXって・・・大丈夫かしら(笑)。

あと、紹介動画で出てきたこのシーン。結構違和感がありました。

Vision Pro 装着者にしか見えていないハズの2つの巨大なウィンドウの合間を、オレンジ色のカードを渡そうと近づいてきた人が、ウィンドウの隙間から渡しています。まるでそこに物理的に存在しているのを知っているかのうように。そんな偶然・・・ほぼあり得ないと思うのです。

カメラで周囲の人の動きを検知しているのであれば、近づいてくる人を避けるようにウィンドウが移動するとかなら・・・(使い勝手が良いかは別にして)わからんでもないけど、Vision Pro 装着者がどんな画面を見ているのかわからない周囲の人が、その中の仮想物体を避けてしまうのは・・・やっぱり無いですなw

結局はカメラで撮った周囲の映像を合成して表示する VR ゴーグルってことになるので、酔わなさそうと思っていたのは勘違いかもしれません。トラッキングによる周囲の画像との遅延がほぼ感じられない程度にまで正確で高速になっていれば、酔わないかもしれないなぁ・・・という程度で、Keynote を聞いた直後の感想では酔わなさそうだと思ったけど、勘違いかもしれないと思い直しました。

とはいえ、装着して試してみたいですね。Apple が出す前に、似たようなコンセプトの中華製ゴーグルが多数出現しそうな予感もしちゃいます。色々と楽しみであるのは変わりなし!!