Posted in Gadgets Software ひとりごと

MANGO を弄る(その2)

カードリーダーを装着して MicroSD でストレージ拡張の準備が整った MANGO。しかし、ただ刺すだけではダメなんです。

ひとまず余っていた 32GB の MicroSD (Windows で FAT32 でフォーマットされていたヤツ)を装着してみたところ、/dev/sda としてちゃんと認識はしてくれております。

squashfs とか見ると・・・以前の仕事を思い出しますね。組み込みソフト開発とかやってた時期もありました。懐かしい(爆)。

そして、/overlay ってのが基本的な読み書き可能な領域になるようですな。拡張方法の基本は、コチラを参考にします。まずは、必要となるツールのパッケージをインストール。block-mount kmod-fs-ext4 e2fsprogs fdisk の4つは必須なのかしらね。

block-mount がインストールされると、LuCI 上でファイルシステム関連の情報を見たり、編集できるようになるみたい。便利ですけど、通常利用する人には不要ですなw

色々と悩みましたが、32GB 全てを /overlay にしても無駄な気がしたので、fdisk で試行錯誤しながら、こんな感じにパーティションを切りました。256MB を /overlay にして、もう一つの 256MB は SWAP に。残りは・・・ファイル共有とか別の用途にでも使おうかな。という感じで3分割です。

/overlay にしたい /dev/sda1 と、残りエリアな /dev/sda3 は ext4でフォーマット。SWAP 領域にする /dev/sda2 は mkswap でフォーマットです。元の /overlay は jffs2 でフォーマットされていたので、もしかしたら ext4 じゃない方が良かったかな・・・なんて思いましたが、手順には ext4 でと書かれているし、調べたら jffs2 は NAND フラッシュ用って書かれているので・・・ま、ext4 で行きましょう。

フォーマットしたら、/dev/sda1 をマウントして、既存の /overlay 以下の内容を丸々コピーしておきます。

あとは LuCI からそれぞれのパーティションを適切な設定に割り振って・・・適用。そうえいば、適宜適当なトコロで再起動を何度かしましたが・・・どのタイミングでやったか覚えていないや。

最終的にはこんな感じで、MicroSD 上の 256MB の領域が /overlay になり、SWAP 領域も取れましたが・・・色々と操作していても、メモリ不足になって SWAP が使われている様子はないので、SWAP は不要だったかも。ま、一応領域として確保しつつ、LuCI で簡単に外すこともできるので、コレでいいかな。

さて、これでようやく必要な SoftEther VPN の Client 設定に取り掛かれる下準備ができました・・・。思ったよりも手がかかりますな。久々な組み込み Linux 操作で、楽しみながらやってます♪