スマホ割引の新ルール

年末も差し迫ってきましたが・・・12月27日から総務省がこれまで割引上限20,000円と言っていた割引ルールが改定されました。事前に色々と言われてましたが、街中のケータイ販売窓口では「あと〇日!!」とか煽ってましたね。

今回の新ルールのポイントは、ワタシが理解する上では下記の3点。

  1. 割引額上限の変更: 端末価格4~8万円なら50%まで、それ以上は4万円を上限に
  2. 白ロム割の廃止: 回線契約無し(端末のみ販売)の実績値を使って、2万円値引き前の価格を下げる回避策を塞ぐ
  3. 規制対象の緩和: MVNO のシェア基準を 0.7%から4%へ。IIJmio と mineo は規制対象外に

1 と 2 に関しては総務省が公開していた資料の図が、割とわかりやすい。

私も端末のみ購入でお世話になった白ロム割の影響が大きいですな。なんとか MNP で1円端末とすべく端末のみ購入でも結構な割引を入れてくれたおかげで、端末のみでも安ければ22,000円といった価格でゲットできていたのです。昨年の iPhone SE 3rd、今年は Xperia 10 IVXperia 5 IV はこの恩恵で割安で入手できました。MNP しなくても安く端末入手できたので、良かったんですけどねぇ。ココを塞がれたのは残念。

今後は、こうした端末のみ販売を割引にするモチベーションがなくなるので、一括激安案件は減ると思われます。型落ちの在庫一掃処分とかではやるかもしれませんが、それも最大4万円とかになる可能性が高いですね・・・。キャリアは余ってしまう在庫の処分に困りそうですなぁ。

一方、MNP するのであれば4万円上限で割引されるので、もしかしたらこれまでよりも新商品をすぐに購入する際等は少しオトクに買える可能性もありますが・・・多くの人は2年後とかに端末返却することを前提としたプランを使うことになるんでしょうね。毎月の支払を少額にしつつ、返却時の残債を大きくすることで割安に使えるのは、今までもありました。私は端末を手元に残したいので、利用したことはないですけど。

そんな中、早速ソフトバンクが新ルールの穴を突いたプランを出してきたのは・・・さすがです(笑)。カラクリは既存の返却時に残債免除となるプランなんですが、これまで2年後としていた返却タイミングを、1年後にすることで、残債を大きく・・・つまり、実質の支払い額を減らそうというもの。リセールバリューがそれなりにある端末じゃないと成り立たない建付けですが、良く考えたなぁ(笑)。

とはいえ、ソフトバンクも最新端末にこの新プラン(バリュー)を適用できるわけではなく、ハイエンドな最新機種は今まで通り2年なプラン(スタンダード)としています。旧モデルだったり、本体価格がホドホドなミッドハイ端末が対象。現時点では iPhone 14Pixel 8Xiaomi 13T Promotorola razr 40s が対象。

razr 40s は気になってるので・・・マジで1年間だけ使ってみてもいいかも。端末のみなら、実質31,896円。オンラインショップ割を受けると9,912円になるらしい。とはいえ、この新プランの前なら2年間でほぼ同等な支払いだったので、若干改悪されているというハナシでもありますな。iPhone 14 や Xiaomi 13T Pro なら、実質12円になるっていうので、せっかく改正したルールも意味無しって感じです(笑)。

とはいえ、石川さんがコメントしている通り、この手の割引規制はない方が良いですね。転売防止や通信費低減のためなら、もっと別な施策にしないとダメな気がします。

最後に・・・IIJmio への MNP を先送りしてしまったワタシとしては、IIJmio が規制対象外になったことで、よりよい条件な端末が登場しないかと期待しています。せっかく MNP するので、良い条件で端末ゲットしたいです。1月17日までの現在のセールの後に、何か新施策が出てこないかなぁ。

Author: 管理人

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