WeChat Pay で地下鉄に乗れるよう準備

WeChat Pay の QR コード決済ができるよう設定しましたが・・・現地でより便利に使うには、もう一工夫必要だそうです。ミニプログラムという、アプリ内のプラグインというか、アプリ内アプリの設定をすると、上海の地下鉄やバスの決済にも使えるようになるそうです。

設定が済んでいれば、「自分」→「支払いとサービス」→「Travel Service」→「公交地鉄」と進めば、改札でかざす QR コードが表示できるようになるとのこと(もしくは「発見」→「ミニプログラム」→「乘车码」でも表示可能)。コレがなくても通常の WeChat Pay の QR コードで切符を買ったりしても良いし、SUICA/PASMO のような非接触タイプのカードを買うという手もあるらしいのですが、スマホで完結して改札通過できるのは便利そう。カードタイプを買うと、余った分の返金とかメンドクサイし(笑)。

そんなわけで、ミニプログラムを設定してみたいと思います。実は私がやった手順よりも、「発見」→「ミニプログラム」→「乘车码」経由で設定に突入した方が簡単かもしれません。

まずは、「自分」→「支払いとサービス」→「Travel Service」と進めると、利用規約の同意や、位置情報利用の許可を求められますので、それぞれ OK としておきます。(このミニプログラム使うために SMS 認証が走ったような・・・気もするw)

すると・・・現在地をベースに案内が出てしまうので、上海での交通関連の情報は出ません。現地に行かないと設定できないのか・・・と思ったのですが、左上にある「神奈川」をタップすると地域選択の画面になります。

日本からだと上部のトグルスイッチが「国際」になっているので、「国内」に変更すると中国の都市名を選択するモードになります。上海市は既にオススメ表示されているので、「上海市」をタップすると・・・

こんな感じで、上海での交通案内モードになりました。上海の地図が表示されて「公交地鉄」ボタンも登場しました。ここで「公交地鉄」を押すと「乘车码」のセットアップが開始されます。

ここでも各種 Agreement や SMS 認証を実施して・・・

WeChat Pay に登録されているクレカを決済手段として許諾すれば、このミニプログラムが有効化できたっぽい。

セットアップが完了すれば、乗車用の QR コードが表示可能になりました。これで現地での地下鉄やバス移動で切符買ったりしなくて済みそう・・・ですが、通信ができないと使えないので油断は禁物らしい(笑)。

より簡易にアクセスするために「発見」から「乘车码」にアクセスできるようにも設定しておきます。簡体中文で入力しなくても日本語の「乗車」で検索しても「乘车码」が出てきました。既に別経路でこのミニプログラムの設定は済ませてあるので、追加の設定などはありませんでした。

コレを一度選択しておけば、次からは「発見」→「ミニプログラム」の中に「乘车码」が使用履歴にリストアップされた状態なるので、アクセスが簡単。Travel Service からアクセスすると別のアプリ(ナビアプリ的なヤツ)が起動するのですが、その中から「公交地鉄」を押すとミニプログラムの「乘车码」が起動する感じになるみたい。というわけで、改札通るだけなら「発見」→「ミニプログラム」から QR コード表示が最短ぽいですな。ミニプログラム内からミニプログラムを呼び出せるようになっているのか・・・WeChat はスーパーアプリとしても、なかなか良く設計されていると感心しました。

ちなみに、ミニプログラムは右上の2つのボタンの右側「◎」が戻る(終了?)で、その左側(アプリによってアイコンが変化)をタップすると下半分に設定画面が出ます。設定画面内に「翻訳」っていうのがあれば、有効化することで自動翻訳な日本語化がされるっぽい。上手に使えば WeChat 内のミニプログラムは使い勝手が良いかもしれません。

ついつい、昔のソフトウェアエンジニアだった頃の血が騒いでしまった(笑)。各ミニプログラムどうしで UI が上手く統一されていたり、機械翻訳で表示をオーバーライドする仕組みだったりと、短時間だけ弄っただけでも色々興味深いところがありました。Tencent もなかなか侮れませんな。

Author: 管理人

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.