設置してから少々経過した Google Nest Hub (第二世代)。睡眠モニターですが、数日モニターしてみた結果から、どんな感じなのかをレビューします。
Nest Hub の画面上で確認ができるのですが、見せ方に工夫がみられますね。中心の円のブレが少ない方が良い睡眠ってことになるそうです。この日は設定してあったスケジュールに対してのズレが多少あって、睡眠時間が短めだったので、上側と左下方向にブレた円が描かれています。
右にスワイプすると、マイクで確認できたデータのサマリが表示されます。
戻って円をタップすると、詳細が表示できます。ベッドにいた時間はほぼ完ぺきに記録できていますし、入眠時刻、起床時刻も Mi Band 4 で確認できたものとほぼ同等でした。Soli レーダーだけでも、結構正確な状態把握ができるもんだなぁ・・・と感心します。
スケジュールに対する実績画面ですが・・・これ、1ページ前の画面でほぼ確認できている内納なので、わざわざ無くてもいいかな、という感じもしないでもなし。
大事なのはこの睡眠の質の詳細画面ですな。どの時間帯でいびきや咳があったのか、目覚めてしまった時間などが表示できますが、Mi Band 等のトラッカーで取得できる、入眠深さといった情報までは出せないようです。また、眠れなかった時間となっている部分は、おそらく寝返り等で動いた際も含まれているような感じで、Mi Band で取得された覚醒時間とは一致しませんでした。
また、他の日ですが、夜中に目覚めたな・・・という時間が記録されていなかったりしていたので、やはり詳細な睡眠状態を確認するなら、腕に装着するトラッカーがあった方が良さそうです。
この睡眠モニターはプレビュー版ということで、 「来年まで無料でお試しいただけます」とのことで、来年以降は有料化されるのか使えなくなるのかなど、不明な点があります。しかし、自分の睡眠の質を確認する上では結構便利に使えそうです。Soli レーダーとマイクで、非接触でもここまでモニタリングできるというのは、なかなか面白いですね。
とはいえ、より詳細なデータと合わせて利用するには Mi Band などの身に着けるトラッカーとの併用が良さそうです。Band は外して寝たいので、そこまで詳細に確認できなくても・・・という場合は、Nest Hub に任せて Band を外してもイイかもしれません。
