買った当初から 2.2 (香港版) だった Defy ですが、いくつか利用する上で難点がありました。ほとんど bmobile U300 との相性だとは思うのですが・・・
- AGPS (というよりネットワーク経由の位置特定) が動作しない
- Mobile HotSpot (WiFi テザリング)が動作しない(有効にできない)
- アンテナマークが出ない → 電池の消耗が早い
- フォントが中華で文字化けも結構ある
最後のは rooted にしてフォント入れ換えれば OK なのでしょうが、その他は回避策が思いつかない・・・
そんなわけで、いきなりカスタム ROM である CyanogenMod 7 に書き換えてしまうことにしました。
まずは root 権限を取得するために、SuperOneClick 1.9.5 を使用。手順は XDA に書かれている通り。X10 mini でもお世話になったので、簡単です♪ もちろん、手始めに USB Driver を PC にインストールしておきました。
続いて CyanogenMod 7 のインストールですが、大まかな手順はコチラを参考にしました。が、UK 2.2 への書換えは省略して、いきなりインストールでうまくいきました。
- BootMenu – Recovery, 2nd Init → Pre Boot Menu を有効にして、リカバリファイルのインストーラーを呼び出せるようにする
- 2ndInit Recovery Installer → Boot Menu に ClockworkMod Recovery 等の機能を追加
- ClockworkMod Recovery で、ROM イメージを SD にバックアップ
- data と cache を WIPE して完全記憶喪失
- Cyanogenmod7 for motorola defy → RC1 の V2 を選択。cm7.1.0-RC1-jordan-signed.zip を SD に入れて、Clockwork からインストール
- Google Apps → マーケット等の必須アプリ。CyanogenMod 7用の gapps-gb-20110613-signed.zip を使用。SD に入れて Clockwork からインストール
とまぁ、大まかにはこんな手順。詳細はリンク先の XDA の神の言葉に従いましょう。
バックアップ中・・・このリカバリーモードに入るには、電源投入からしばらく待って画面上部のLEDが青く光ったらボリュームボタンの下を押します。
data の WIPE と、cache の WIPE を実施。
update ファイルとして cm7.1.0-RC1-jordan-signed.zip を適用します。
ついで、gapps-gb-20110613-signed.zip も適用です。
青い矢印がグルグル回る boot 画面。脳内では「侵略っ! 侵略っ! 侵略っ! 」と無限ループ(爆)。
無事に起動しました。Froyo (2.2) から Gingerbread (2.3) になったので、ロック解除も変化。
初期設定画面に遷移。日本語フォントも入っているので、文字が美しい!
OS は 2.3.4 ベースとなり、すっかり最新状態になりました。動作も心なしか軽やかです。
んで、アンテナもちゃんと表示されたので、電池の持ちが良くなりました。これで、常用 OK ですね。ただし、通信中の H や 3G と上下矢印アイコンは出なくなりました。
残念なのは、OS 標準の Mobile HotSpot 機能が表示されず、USB テザリングのみしか出現しないこと。また、AGPS はやっぱりダメでした。この2つの問題の解決は、また別途考えるとして、現在はこの状態で Defy をメイン機として活用中です!!
初挑戦なカスタム ROM 焼きでしたが、案外すんなりできました♪ 今度は X10 と IS01 でも書き換えてみるかな♪
カスタムROM導入成功、おめでとうございます。
私のblogは情報が古いものでしたから、参考にならなくてスミマセン。
(新しくすればいいのですが・・手抜きです)
カスタムROMに慣れてしまうと純正ROMを使うのが馬鹿らしく思えることもありますね。
Defyは安くてスペックがいい。そしてカスタムROMで遊べるし、良い端末ですよね。
コメントありがとうございます。
とても参考になりました。先駆者がいるって、心強いです。
そして、Mini Pro 到着おめでとうございます。
私は Mini 待ちです。待ち遠しい!!