確定申告(シミュレーション)

本日2月16日から、所得税の確定申告受付スタート・・・ということで、毎年2月の憂鬱イベントがやってきました。

しかし、今年はここ数年の通りの申告ではダメなことは昨年の確定申告の時点で理解しておりました。そのため、1年間の収入も色々と控え目になるようにしておいたのですが・・・結局は、実際の額でシミュレーションしてみないことには、どの手法が一番損がないか判断できませんでした。

何が変わったのかというと、昨年までは所得税は総合課税で源泉徴収された特定口座を申告して還付を受けつつ、住民税は申告不要を選択して国保や国民年金といった社会保険料のベースとなる所得額を減らすことで、ちゃんと納税しつつも各種保険料を抑えるという手がベストだったのですが・・・今年申告分からは、所得税と住民税での申告方法を同一にしないといけなくなったのです。各自治体でも案内がありますが、私の住む藤沢市もココで案内を出しております。

そんなワケで、色々なパターンを e-TAX の申告書作成で行いつつシミュレーション。最終段階で送付せずにデータを保存。住民税はココで試算。対象となる所得をココで確認しつつ、国民健康保険はココで試算。国民年金保険料は・・・固定なので無視。

  • A: 特定口座分(全部)を総合課税で申告する (例年通り)
  • B: 特定口座分(全部)を申告分離課税で申告する
  • C: 特定口座分は申告しない(源泉徴収で終了)
  • D: 特定口座分(の一部のみ)を総合課税で申告する
  • E: 特定口座分(の一部のみ)を申告分離課税で申告する

今回考慮したパターンは上記の5パターン。結局は申告分離課税よりも総合課税の方が色々オトクなのは例年通りでした。しかし、全部の特定口座を申告すると、やはり還付額よりも住民税の増額分と社会保険料が大きくなり、トータルでは多く支払う形になってしまいます。これなら、パターン C の申告しない方がオトク。

ちょっとした裏技なんですが・・・ロボアドバイザーを使ってる特定口座は、上手いことやって年間収支がプラマイゼロに近くになるような節税対策がされているので、この口座だけは総合課税で申告すると、源泉徴収されている分が還付されるというオマケが付くことが判明。割と所得が大きいメインな証券口座は源泉徴収で済ませて還付を受けず、ロボアドバイザーの口座だけを申告するという、パターン D が一番オイシイということが判明しました。こんな方法がアリなのかどうかは・・・コチラとかを参考にしてアリだと判断しました。

とはいえ、昨年までの住民税申告不要制度だった時に比べると、2桁万円オーダーの還付があったのが無くなるので・・・実質、結構な増税になってしまいます。まぁ、今までが優遇され過ぎていたと考えて、少し稼ぎ方を考え直すとしますかね。

色々とシミュレーションして、一応は申告方式が決まったところですが・・・また別の方法に気付いたりするかもしれないので、今年は納期ギリギリまで提出はサスペンドしておこうと思います。

Author: 管理人

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