Bootloader の Unlock を済ませた moto g 5G Plus。続いては導入するカスタム ROM を準備します。
今回使用させていただくのは、LineageOS というカスタム ROM。CyanogenMod の後継といわれるヤツでして、実は Xiaomi mi 5 に導入して rooted 端末として使っていました。が、mi 5 はバッテリーがヘタって、どうにも使い勝手が悪くなったので・・・今回 moto g 5G Plus で代替しようという魂胆です。

moto g 5G Plus こと nairo は、最新の LinageOS 20.0 もビルドされています。ココから最新版の OS と Recovery Image をダウンロードしておきます。他にも Gapps とか Copy Partitions といったものも用意しておく必要がありますが・・・詳しくは XDA Developers にまとまっています。
手順もココに詳しく書かれているので従うだけですが・・・
- fastboot モードで起動
- PC から「fastboot flash recovery lineage-20.0-20230215-recovery-nairo.img」でリカバリ領域を書き込み
- reboot into recovery でリカバリーモードに入ると、焼いた Lineage のリカバリが起動
- 「Apply Update」に入って「Apply from ADB」を選ぶ(ココで一旦 USB を抜き差ししないと、PC が fastboot モードのままと誤解する場合があるかも。抜き差しすれば ADB モードで再認識するハズ)
- PC から「adb sideload copy-partitions-20220613-signed.zip」でパーティション情報を更新
- reboot into recovery で再びリカバリーモードに入る
- 「Factory Reset」に入って「Format data / factory reset」を実施。
- メインメニューに戻り「Apply Update」に入って「Apply from ADB」を選ぶ(ココで一旦 USB を抜き差ししないと、PC が fastboot モードのままと誤解する場合があるかも。抜き差しすれば ADB モードで再認識するハズ)
- PC から「adb sideload lineage-20.0-20230215-nightly-nairo-signed.zip」で OS を焼く
- reboot into recovery で再びリカバリーモードに入る
- メインメニューに戻り「Apply Update」に入って「Apply from ADB」を選ぶ(ココで一旦 USB を抜き差ししないと、PC が fastboot モードのままと誤解する場合があるかも。抜き差しすれば ADB モードで再認識するハズ)
- PC から「adb sideload MindTheGapps-13.0.0-arm64-20221025_100653.zip」で Gapps をインストール
- 「Reboot system now」で再起動
ってな感じで、割と簡単にカスタム ROM 焼きは完了。

割とアッサリと Android 13 ベースな LineageOS 20.0 として起動しました。
ざっと使ってみていますが、安定もしていますし特に不具合とかは見つけられていません。動作も軽いし、不要なアプリも少ないのでなかなか快適です。
せっかくカスタム ROM にしたので、次は rooted な状態にしてみましょうかね。特に今は rooted じゃないとできない何かをしたいワケでもないんですが・・・せっかくのカスタム ROM なので、弄っておきます♪