今月も早くも後半・・・というわけで、忘れかけてた今月の映画。コレっていうのがなかったので観るもの悩みましたが、先月すみっコにするか悩んだ対抗馬なコチラにしました。そろそろ上映終わってしまいますし。
フォードvsフェラーリ。1966年のル・マン24時間耐久レースに挑むフォードの実話ベースの物語。2時間半を超える長さだったので、1月は短いすみっコになったんですよね・・・
アメ車好きでもないし、レース好きでもないけど、なんとなくフォードの歴史とかは知っていたりして、60年代の映像再現がどうなっているかも興味があったのでこの映画を観てみたワケです。まぁ、米企業が勝つストーリーなので、全米興行収入は良かったようですなｗ アカデミー賞も4部門ノミネートで2部門受賞だったようで。
シェルビー役のマット・デイモンはだいぶ歳取ったな・・・という印象(久しく彼出演の作品観てなかった)。でも、いい演技してました。それよりもマイルズ役のクリスチャン・ベールの方が演技的には光ってましたな。脇役陣も良かったけど、CGに頼らない美術や音響も劇場で観るに値する作品でした。
実話ですが、ストーリーも人間関係も見せ方が上手でしたな。もう少し開発の苦労話や工夫っぽいところを車マニア向けに織り込んでも良かったかもしれません。しかし、良くもあれだけの車やロケ現場を再現したもんだと思う一方、レース中の映像は長い割にもう少しがんばって欲しかったような印象がありましたな。
