久しぶりに Android アプリのネタ。
私のように、多くの Android 端末をとっかえひっかえ、もしくは同時並行的に利用しているとですね、ホント、Cloud サービスって便利だと思うのですよ。
Google アカウントを共通化しておけば、メールだって RSS だって複数デバイスでカンタンに同期できちゃう。Facebook や Twitter も同時利用できますね。Chrome を使えば、ブラウザ設定やブックマークだって同期されちゃう。ファイルも Dropbox や Box を使って同期できるし、メモだって Evernote で楽々シンク。読みかけの WEB ページだって Pocket を使えば同期 OK。写真も Dropbox を使っていますし、Picasa という手もある。
とはいえ、Facebook と Twitter って、どこまで読んだかの位置は同期してくれないんですよね・・・ちょっと残念。
そんな中、2ch のスレッドリストや、どこまで読んだかってのは同期がなかなか面倒でした。2ch Viewer としては、以前は En2ch を愛用していたのですが、履歴をファイルに書き出したり読み込んだりできるってことで、2chMate に乗り換えておりました。デバイスを変更するときは、履歴をファイルに書き出して、Dropbox で同期。別のデバイスで読み込み。そうそう、Play Books も Kindle も Kobo もちゃんと栞を同期しますよね。
そんな折、Sync2ch という履歴同期サービスの API に 2chMate が実験的ながら対応ということで、使ってみたら、超便利!!
まずは、PC 等で Sync2ch のサイトでアカウントを作成します。登録メールに従ってパスワードの設定をしたら、API 接続パスワード(ログインパスワードとは別物)を記録しておきましょう。(私は Keepass に登録して、Dropbox で同期して、どのデバイスからでもパスワードリストを参照できるようにしてあります。)
んで、2chMate のメニューの「実験的」にある「Sync2ch で同期する」にチェック。ID と API 接続用パスワードを登録。これを複数のデバイスでやっておきます。
で、リストの更新を行う(右下の円形矢印のボタンを押す)と・・・なんと、リストの更新の後に、Sync2ch と履歴を同期してくれちゃいます。
そんなわけで、2ch の閲覧を終えたら、すかさずリスト更新ってやっておくだけで Cloud 側に履歴がアップされるわけです。他のデバイスで続きから読み始めたい場合は、リスト更新をしてから読み始めればヨイってだけ。ちょーーーカンタンです!!
驚くべきはその同期速度。本当に同期やってんの? って感じるほど高速です。
ただし、ブラウザでサイトにアクセスして「スレッド一覧」を選択した時は、結構な時間待たされます・・・同期履歴は素早く見れるんですけどね。
Facebook や Twitter がどうしてこういう機能を持っていないのか不思議。この「どこまで読んだ」が複数デバイスで同期するというのは便利なんですけどねぇ。
後は MP3 が同期できれば言うことないんですがね・・・Amazon も Google もアメリカではその手のサービスがあるのですが、日本じゃ使えない(ことになっている)んですよね・・・