復活させようと、とりあえず分解を始めた OpenMove。残念ながら断線した場所は不明な上、右耳側の分解だけでは配線の仕様がわからず手が打てなくなってしまいました。というより、切れた部分をパッチケーブルでつなぎ直しただけだと、電源すら入らない状態だし、どの線間の電圧測定しても 0V 状態という困った状況になっています。

ならば・・・左耳側も分解です(笑)。接着されているフタを外すと、小さな基盤とバッテリーが露わになりました。

接着されているバッテリーと基盤も剥がしてみました。ケーブルのマージンが短すぎてちょっとしたコトで断線しそうでコワイです。この小さな基盤、全体的に接着剤でコーティングされてて、端子にテスター当てることすらできません。バッテリーからは約 3.7V 出ているのを確認。

左右をつなぐツルを取り外して、基盤をより引き出して・・・とやったら、黒い線が断線しちゃいました。もしかしたら、この黒い線はこの小さな基盤を引き出す前から切れていたのかもしれないけど・・・きっと分解時に切れてしまったと思います。基盤に近い部分で切れて、残った線が短いのがツライ。
コチラ側でも、薄紫色のケーブルはどこにも接続されていなかったコトを確認。やはり未使用線でしたな。

とりあえず、現時点でほぼバラバラになりました(笑)。左右を繋いでいたツルは、中に入っていた形状記憶金属は右耳側は折れて合体するために必要なプラ部品が破損。左耳側は差し込んでU字で留めて元に戻せそうではあるけど・・・配線を中に通すのは難しいかな。ツルの周囲にあったシリコンはカッターで切れ目入れてしまったので再利用は難しそおう。右上にある紐状のブツは、ケーブルに巻かれていた保護膜。
ココで今後の作戦を検討。左右をつなぐケーブルは、既存のモノの再利用だと長さが足りないし、細くてすぐに断線しちゃいそうなので、全部別モノに変更する方針。また、ツルの部分は・・・ケーブルと形状記憶金属をなんとか束ねるよう、テープで固定するとかすればイイかな。あとは、配線をシッカリ再接続して動作すれば・・・復活するかな??

元々6本の細いケーブルが束ねられていましたが、より太い(とはいえ普通の細い)電線を5本用意。コレを形状記憶金属と共に、熱圧着チューブに通します。これで完成後に熱圧着すれば、金属とケーブルが一体化してツルとして見た目も問題ない状態に・・・なる気がする(笑)。

金属の端にあるプラ部品は、左耳側は破損していないけど・・・このプラ部品内の穴が細くて、置き換えたケーブルは通せません。

5本の線をまずは左耳側と接続。小さな基盤に直接半田付けしたいトコロですが、接着剤でコーティングされているし、ランドが小さすぎるっぽいので、残った極細線と連結。半田付けしました。上の写真で連結部分にテープを貼っているのは、端子間が触れてショートしないような途中状態。

ケーブルを反対側から引っ張って長さを調節。接続部分に液体ゴムで絶縁処理して、左耳側はおおよそ完成。

右耳側は、ツルを合体させるプラ部品が破損したので、プラ部品無しで金属とケーブルを穴に通しておくだけにします。配線ができたら、周囲も含めて何かで接着なり固定なりすればイイかな。パッチケーブルでテストした際に、赤いケーブルが基盤から完全に取れてしまったので・・・接着剤のコーティングを一部剥がして、赤の1本だけは基盤に直接取り付けるしかないかな、という状況。他のケーブルはなんとか再利用しないと、基盤上のランドが小さくてピッチが狭いので、交換したケーブルだとショートしちゃいそう。

結構苦労して配線完了。実は最初、赤い線は太いヤツをそのまま基盤上のランドに半田付けしたのですが・・・横の青い線と合体してしまいました。結局 OpenMove に使われてた極細の線をパッチとして経由して接続することになりました。
この状態で動作確認・・・と思ったら稼働しない。色々チェックしていたら、右耳側でバッテリーに繋がっている赤と黒の線間電圧が 0V のまま。どうやら、左耳側の黒線の接続が甘かった模様。

左耳側にあった黒い線は断線しちゃった上、小さな基盤との接続で残った部分がとても短かったので・・・うまく被覆剥がしができてなかった様子。やり直そうとしたら、黒い線は基盤から取れてしまいました(泣)。基盤のコーティング剥がすの面倒だし・・・他に接続すべき場所は基盤にはなかったので・・・已む無く、バッテリー側の端子に半田付けしちゃいました(笑)。基板上は特に他の部品があるワケでもなく、ケーブルどうしの接続のみだったので、どこからケーブル生やしても結果は同じです(笑)。

この状態でテストすると・・・電源ボタン長押しで起動しました!! そして、音が左右のドライバーから出ています。左耳側のボタンもちゃんと動作しますので・・・電気的にはコレで復活です。なんとか復帰の目途が立ちました♪
あとは、ガワをどこまで仕上げるかですかね。途中トラブルも多発しましたし、細かい作業が続いて結構疲れました。特に元々使われていた細い電線の被覆剝がしが大変。ちょっと力入れると内部の線ごとちぎれちゃうんです。あとは、バッテリーがショートしないように気を使いながら作業するも大変。他の人には全くオススメしません(爆)。
