日: 2019年7月1日
ディスプレイ埋め込みフロントカメラ
OPPO が MWC19上海にて、フロントカメラをディスプレイに埋め込んだ「アンダーディスプレイフロントカメラ」を発表し、試作機の展示を行っていたんだそうな。
この技術は、Samsung が既に Galaxy S10 などで採用している、パンチホールのような感じではなく、カメラとして使わない時は表示エリアとして使えるそうです。
・・・どんな技術で実現しているんだろう? 純粋に疑問が湧いたので調べてみたところ、最近 Xiaomi の社長が技術詳細を Tweet してくれていました。
画面を透明な状態にするというのが肝らしい。当然全エリアじゃなくて、その下にカメラがある部分だけで良いでしょう。
更にこの透明なディスプレイ部分はレンズの役目も兼ねるようですね。発光するセルの隙間から集光するのではなく、ディスプレイを透明にできれば、その奥に大き目の部品を配置してOKというわけですね。
OPPO の試作品でも、カメラ撮影時は、カメラがあるエリア近辺は黒帯状態にして、プレビュー画像はそのエリアより下の部分にのみ表示させていますので、同様の透過ディスプレイを使っているものと思われます。
Do you want a sneak peek at the future? Here you go…introducing you to Under-Display Camera technology!#Xiaomi #InnovationForEveryone pic.twitter.com/d2HL6FHkh1
— Xiaomi #SummerBonanza2019 (@Xiaomi) 2019年6月3日
Xiaomiの試作機の動画 Tweet を見ても、結構良い仕上がりですね。
OLED ならではの技術っぽいので、この技術を搭載した端末は少し高くなりそうですね。いっそのこと、フロントカメラ無しで、フロント全画面な端末でいいんですけどねぇ・・・