Posted in ひとりごと

書評

昨日の音楽評に続いて、今回は本の紹介。といっても、凄くマジメな本でもなく、くだらない本でもない、微妙な立ち位置の本です。

結局、どうしても面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ」という本です。

過去の投稿でもご存知の方も多いかと思いますが、私、そこそこな「どう馬鹿」です(笑)。でも、彼らが出す本は読んだことないんですよね。

でも、今回は臨床心理学の先生が著者。「どうでしょう」のその不思議な魅力を解明しようという試みです。

2人のディレクターもインタビューという形でこの研究に協力しており、仮説の裏づけに厚みを与えております。

内容はですね・・・実は「どう馬鹿」なら薄々感じていたことを、わかりやすく言葉にしてくれているという感じ。心理学的な難しい理論とか、そういう話はほとんどなくって、できるだけわかりやすい言葉で「どうでしょう」の魅力の一面を理論的に構築していくという作業がかかれています。

著者も書いておりますが、完全解明ではなく、あくまで感じ方の一面。その考え方のとある理論という位置づけがなんとも好感がもてます。

そもそも正解なんてないんだ、という様々なことに当てはまるスタンスを貫いており、私の考え方とも近くて共感できました。

「どうでしょう」とカウンセリングとの共通点についての下りは少し説明不足な感じを受けますが、きっとそれは本書の本質じゃないんでしょうね。

残念ながら、「どうでしょう」に馴染みにない方は読んでも全く意味不明な本です(笑)。しかし、DVD が毎回10万本以上売れるということは、パイ(この本を楽しめる可能性のある人)は結構多いはず。

実は私も・・・という方は、一度手にとってみる価値があるかと思います。

さて、コチラの本は、私の「どうでしょう」の師であるA木様が入院中ということで、暇つぶしにしていただく予定。お見舞いには行けませんが、月曜日にはお渡しできる予定です。A木様、がんばって下さい!! 元気に復活なさることを祈っております!!