日: 2025年4月19日
現地での通信環境
そろそろ忘れそうな上海オマケネタ。上海では WiFi 利用が厳しかったので、通信は携帯電話の回線にほぼほぼ頼ることになりました。何を準備したかは事前準備編で既に触れていますが、現地での感触を記録しておきます。

まずメイン端末は Amazon で買っておいた物理 SIM。30日間と利用可能期間が長い割に 1GB と控えめなデータ容量。599円と格安なので手をだしやすい。APN を CMHK に設定したら無事に 4G で接続できました。場所によっては 5G も掴んでいましたね。

少々時間が経ったら、主電話回線な docomo もローミングで接続となりました。メイン端末は、メイン番号の電話待ち受けをしつつ、購入した SIM でデータ通信という Dual SIM 運用。

困ったのが、この物理 SIM はデータ残量を知る方法がなかったこと。ググって SMS 送ればわかるといった情報もあったので試してみたけど・・・SMS 送信すらできませんでした(笑)。スクショ忘れましたが、回線は予想通り China Mobile だったようです。上海市内での移動だったら、通信不能や速度低下で困るといったことには遭遇しませんでした。

そして別途2回線準備していたのが povo2.0。今まで持っていた物理 SIM と、eSIM の2回線です。ひとまず物理 SIM の方は事前に海外トッピングを購入しておきましたので、フライトモードを解除したらデータトッピングの利用がスタートした旨の SMS が届きました。

China Telecom の回線でローミングということらしい。Dual SIM として OCN モバイル ONE の SIM がある方もローミング状態になっていますがデータ通信はできないプラン。

アプリを見ればデータ残量もわかるので安心です。3泊4日ですが、利用開始から72時間後まで使えるので、帰国のフライトまでに収まるというのも今回の旅にはピッタリでした。

そして2回線目な eSIM。コチラは事前にトッピング購入もしていませんが、キャンペーンで貰ったプロモコードで3日間1GBを使います。事前にプロモコードを入力していなかったのは、トッピング無しでも povo アプリはデータ通信できるかどうか試してみたかったから。試しにアプリを起動したら・・・ちゃんと情報にアクセスできました。プロモコード入力して、トッピングが準備 OK という状況まで、WiFi や他の回線を使わずにできちゃいました。povo の海外利用、案外便利かも。

プロモコード入れただけだとトッピング利用前の状態になっていましたが、しばらく待ったら利用開始の SMS が届きました。povo なら事前準備無しでも、現地だけでなんとかなりそうだということが確認できました。
povo は 1GB で680円ということで、通常では最安値ではないもののそこまで高額ではないという位置づけ。しかし、キャンペーンで2倍使えるということで 2GB で680円ならかなりお得だったと思います。

コレで 1GB が3回線ということで、通常なら3日間でそんなに使うことはないと言いたいトコロでしたが・・・ホテルの WiFi がほぼ利用不能な状態だったため、帰国日前夜には、結構ヤバイ状態になっていました。既に CMHK な物理 SIM はデータ通信不能で、povo も残り 0.11GB と 0.34GB という状況。最終日は povo の残量にテザリングしてしのぐか・・・という状態に。

しかし、まだ裏の手が残っていました。海外トッピングとして使える X で展開されていたプロモコードが、有効期限内だったのです。3月末で切れているので、コードはそのまま表示。24時間限定ながら 0.3GB 海外で使えるというので・・・最終日にギガ不足に陥ったワタシには救世主といった状態。それも2回線分あるので、合計 0.6GB を追加できることに。ちなみに、既存の残量がある状態で入力するとエラーになりますので、利用中のトッピングが切れた後に入れないとダメです。

最終日に見事に残量ゼロになったので、改めてプロモコードを入れて 0.30GB をゲットです。

帰国後に確認したら、残量は僅かでした。テザリングの親にしていた eSIM の方は残量 0.01GB と本当にギリだったようです(笑)。
こんな感じで、povo の増量キャンペーンやプロモコードに助けられてなんとか乗り切れました。もっと不足するようなら、一応持って行っていた延命中の AIS の SIM2Fly のローミングパッケージを買うという手もありました。まだ少しずつトップアップして延命していますが、タイバーツが高くなっているせいか割高感があって手を出せていないんですよね(笑)。
旅行中にギガ不足というのは致命的なので、旅行には余裕のあるデータ残量か、povo や SIM2Fly のようなバックアップ策が必要ですね。とはいえ、昨今は eSIM ならば WiFi 等の別途通信できる環境があればすぐにでも入手可能ですな。