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Insta360 X3 を使ってみた

購入して、レンズガード等を装備した Insta360 X3 ですが・・・どんな感じの使い勝手なのかまずはテスト利用。

まず電源を入れるとアクティベーションを促されます。

Android 端末にアプリを入れて、アクティベーションのためにデバイスと接続・・・しようとしたら、最初は失敗しました。スマホとデバイスは Bluetooth で発見した後、Wi-Fi で接続してから色々と通信するようです。再び接続トライしたら無事に接続できました。

接続完了すると、アクティベーションの前にファームウェアの更新を要求されます。全然ダウンロードが進まないのはなんでだろ・・・と思ったら、この時点でスマホは Wi-Fi でデバイスに接続しちゃっていますので、ファームウェアのダウンロードはモバイルデータ経由になっていました。この時は残ギガ0な povo にしていたので、遅かったというワケですな。一旦スマホの Wi-Fi 接続をデバイスからルーターに変更して、ダウンロードを完了させてから再度デバイスと接続して更新しました。この仕様・・・モバイルデータの通信量を少な目なプランで使っているとハマりそう。

購入直後は v1.0.83 でしたが、更新して v1.0.155 になりました。

ファーム更新が済んだらようやくアクティベーション。無事にアクティベーションできましたが、この時もやはりモバイルデータ通信が必要です。SIM 無し運用のスマホだときっとエラーになるんじゃなかろうか。

いくつかテスト撮影してきてから、アプリでカメラ内を見たら・・・動画はカラーですが、静止画はモノクロでの表示となってしまいました。色々と設定変えながら試してようやく原因がわかりました。

静止画の保存フォーマットが「PureShot」「INSP+RAW」「INSP」の3種類があって、デフォルトの「PureShot」で保存するとモノクロ表示になり、他2つだとカラーになりました。PureShot はカラー補正を PC アプリ上で実施して写真が完成するので、スマホアプリ上だとカラーにならないらしい。

ちなみに「INSP」というのが JPEG のような感じで色展開されてデータ圧縮されたフォーマットのようです。「PureShot」で撮影すると、.insp と .dng という2つのファイルが1回の撮影で保存されますが、.insp はモノクロな状態。.dng に入っている色情報と PC アプリ上で合成してはじめてカラー画像になるっぽい。

「INSP」のみで保存すると、カラーの .insp ファイルのみが保存されて、コレが一番1回の撮影で保存されるデータ量が少なくなりますが、後からの色補正が困難という感じ。「INSP+RAW」だと、カラーの .insp に RAW データの .dng ファイルが保存されるようで、スマホアプリのプレビューもカラーでできるけど、RAW データを使って PC アプリ上で色補正もできるというモードっぽい。

後から色補正をする PureShot と INSP+RAW はどう使い分けるべきかは・・・まだ理解していません。

伊勢山公園で桜がキレイな頃に撮影テストに行ったので・・・

360度画像のテスト。最高画質な 72MP で撮影したら、展開後の JPEG 画像は 11968×5984 で50~60MBというかなり巨大なファイルサイズになってしまいました。そこで、QooCam Fan 同等な 3840×1920 にリサイズしたものを掲載しました。コレでもファイルサイズがデカイ。blog にアップするにはちょっと重たいので、運用方法は要件等ですな。