日: 2025年4月2日
天钥小馆と东北饺子
泰同和で焼き餃子とビールで乾杯した後は、すぐさま近くの別のお店に移動。

焼き餃子だけでなく揚州炒飯も食べたいというワタシのワガママで、家庭料理が色々ありそうなお店をK谷様が探してくれました。泰同和とは通りを挟んで反対側なのでとても近い場所で、すぐさま移動してきたのが天钥小馆。

大衆点評アプリでメニュー見てからやってきたのですが・・・店員さんは紙のメニューにあるヤツ限定だと言います。アプリ上では揚州炒飯があったのに、紙のメニューにはないという。まぁ、チャーハンは諦めて、他に店員オススメなヤツを中心にオーダーしていくことになりました。

まずは店員さんイチオシだという椒盐排条。直訳すると「塩コショウした豚のスペアリブ」。見た目からすると、鶏肉のササミ揚げみたいな感じですが、豚肉です。塩コショウは効いてますが、優しくほんのりといった感じで、非常に美味。日本で食べれそうで食べれない味なんだけど、とても日本人の味覚に合うと思います。コレは38元。

コチラは干锅包菜(32元)。キャベツと豚肉の炒め物で、固形燃料で温めながらの鉄鍋で出てきました。ニンニクほんのりで、醤油やオイスターソースでの味付けだと思うのですが、これもかなりウマイ。ぱっと見は回鍋肉のタレが別モノってな感じではありますが、コチラは四川料理らしい。確かに唐辛子が入ってますが、唐辛子以外の部分はそれほど辛くないです。

揚州炒飯がない代わりに、お米ならコレがオススメだと言われたのが石锅咸肉菜饭(28元)。メニューの写真を見ただけでは石鍋に入っているのに気づきませんでしたが、良く見たら石鍋も写真に写ってるし、品名にも「石锅」って書いてある(笑)。コレ、味付けが絶妙な塩味と旨味があって非常に美味しいです。そして、石鍋ならではのおこげも美味しい。もう少し具沢山でも良さそうですが、揚州炒飯じゃなくてむしろコレで良かったと思えるほど(笑)。2人では量が多いけどシッカリ食べました。

上海はアワビが安いのよ・・・というので鲍鱼も頼んでみました。「3个起售」とメニューに書かれているのを翻訳すると「最低3個からご注文ください」ということらしい。K谷様が1つ食べて、2つ私が頂きました。

割と大きい。1つ18元ですが、日本でこの大きさのアワビ食べたら結構なお値段しそう。とはいえ、おそらく干し鮑ではないでしょう。そこまで味が凝縮された感じでもなく、身も柔らかく新鮮な感じ。

この日もやっぱり紹興酒(笑)。ホットで生姜入り。紹興酒の前はビールでして、「青岛白啤」を初めて飲みました。結局3日毎晩紹興酒を飲んでしまいました(笑)。
このお店では話をしながら割とユックリと過ごしました。リーズナブルなお値段なのに、かなり美味しい料理がいただける、良いお店でした。

コチラが外観。色々な飲食店が入った建物の3階部分です。
もう少々飲みましょうというハナシになって、少し歩いた場所にあるお店を目指したところ・・・アプリの MAP 上は間違いないのにお店が存在しないという事態に。周囲の人にも聞いて回ったけどお店は発見できず。というわけで、一旦私のホテルの方に戻ってからもう少々飲もうというハナシになりました。

タクシーで移動してやってきたのは、私のホテルと南京东路站の間にある东北饺子(東北餃子)。「东北菜」というお店と「东北饺子」は同じ看板の元、別々の客室になっていてメニューも別。〆もビールにしようと思ったので、餃子のお店にしました。なぜか隣の半酌烧烤小酒馆の前に人だかりができていますが、東北菜と東北餃子にはあまり人はいません。金曜の夜で観光地の割には・・・と思ったら、我らが入店したら後から何組か入ってきました(笑)。タイミングの問題だったようです。

メニューを見ると水餃子が色々な種類あるっぽい。

Snow Flake の瓶が冷えていたので 〆のビール(笑)。なかなか古めかしいお店で、ビールを飲むのも紙コップというのはご愛敬♪

3種類頼んだのですが、ごちゃ混ぜになって出てきました。見た目では判断が難しいですが、食べるとシッカリと味の違いを感じます。小ぶりながら、プリっとした食感で味も良いです。そして、1個あたり6元か7元でとてもお安い。豚(猪肉)よりも牛肉の餡はなかなか日本では食べたことのない味わいでした。

壁のメニュー写真を見たら炒飯が美味しそうでしたが、既に色々食べた後だし揚州炒飯じゃないし・・・ということで、ココでは水餃子とビールで終了です。
ホテルまでは徒歩1分以内といった距離なので、3軒目なこのお店を最後にホテルに戻りました。最後の悪あがきで WiFi 接続を再びトライしたりしていたら眠気が襲ってきました。こんな感じで3日目も終了です。最終日となる4日目は空港に移動して帰国するだけとなります。