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永兴餐厅

金茂大厦の下からタクシーに乗って夕飯の場所に向かって移動します。

テスラのモデルYに初めて乗りました。天井が全部ガラスなので、高層ビル群の中を走るにはもってこい♪ 巨大なモニターに映し出される周囲の状況を示す CG とか、見ているだけでもテスラは面白いですな。この後も別な移動でモデルYに乗りましたが、ドア足元の段差が結構あって、乗り降りの際に毎回ひっかかって躓きました(笑)。

外灘までは地下道を通りました。大きな川ですが、基本的には橋じゃなくて地下を通るんですな。

やってきたのは永兴餐厅(Yong Xing Restaurant)という細い路地奥にあるお店。一応路地に入るトコロに看板は出ていますが・・・若干入るのを躊躇う路地です。一応公式っぽいインスタがあったようです。情報が古いですけど、なぜか日本の食べログにもあった(笑)。

奥まで進むとお店はあります。オープン前の時間ですが、なんとなく中に人はいるような雰囲気。お店の前には看板はないので、過去1回来訪経験があるというK谷様も、ココで良いのか若干不安な様子。

とはいえ、17時になってドアを開けたら既に予約の方で結構席が埋まっていました。予約無しで2人大丈夫かと聞いたら、無事にテーブルに案内されました。

1日中アチコチに観光しましたので、まずはビールで祝杯です♪ いやはや、1日よく歩きました。初めて飲んだ上海力波というビール。なかなかコクがあって美味しかったです。どうやら上海の地ビールらしい。

このお店のシグネチャー冷菜な鴨巻というヤツなんですが・・・コレがとても美味。鴨の卵の塩漬けを鴨肉で巻いたものらしいのですが、程よい塩味と旨味がオツマミとして、控えめに言って最高です。

そして上海の人は、ビール飲むときには炒ったピーナッツをツマミにするそうです。軽くて美味しいですが、ご飯と一緒じゃなくて、飲みオンリーの時に最適ですかな(笑)。

初日の夜は牛肉だったので、改めて豚の紅焼肉。コレも美味しい。

私が田鰻を食べたいと申したところ・・・このお店にも响油鳝丝というのがあったので頼んでくれいました。若干苦手だというK谷様ですが、確かに若干臭みというかエグみがありますな。ワタシは美味しく食べれちゃいますが、昔に香港で食べたヤツとは調理法が全然異なりました。香港のヤツは揚げてたし、ニンニク風味だったけど、これは優しい生姜と醤油味な感じで、より田ウナギの食感や味わいがダイレクトに感じられる感じでした。

オススメということで、干烧鲳鱼(魚(マナガツオ?)丸々1匹を揚げて辛味ソースをかけたヤツ)もいただきました。店員さんがナイフとフォークで丁寧に骨と身を分離してくれます。ナカミは白身がフワフワした美味しいお魚で、ソースや香草もそれほど辛くないです。家庭料理というにはなかなか手の込んだお料理です。

清炒豆苗(豆苗の炒めもの)も良い味付け。タップリです。ベトナムで食べた空心菜炒めとは違って、ニンニク風味ではありません。全然別モノなので当然です(笑)。

色々頼んでしまいましたが・・・やはり2人ではこれでも若干量が多いです。もう少し種類を食べたいトコロですが、このお店は案外一皿の量が多いです。

このお店、店内はなんか昭和のカラオケバーか場末のスナックという雰囲気なんです。フロア店員のお姉さんもママさんっぽい(笑)。

そんな雰囲気なお店ですが、実はミシュランガイド掲載店だったりします。ビブグルマンということで、お値段もお手軽。しかし、味はかなりウマイです。地元民もやってくる隠れた名店らしい。

後半はこの日も紹興酒です(笑)。前日も2人で1本空けていますが、今夜も空けちゃいます。居座ってて良いのかちょっと悩む程に待っている人たちも居ましたが、紹興酒に手を出す頃には皆さんテーブルに通されていましたし、一番大きなテーブルは空いた状態だったので1本ユックリと紹興酒を楽しんでしまいました♪

そしてこのお店は2階にあるトイレがなかなか素敵というお話でした。行ってみたら、生活感出まくりで洗濯機やバスタブがあるお部屋なんです。普通に人が住んでる部屋の横ってな感じです。

そんなローカル感も体験できるお店は、夜になるとプロジェクションで路面に店名を映すといった洒落たことをやっていました。なるほど・・・これは開店前の明るい時間じゃワカランわけです。

ちなみに・・・写真付きのメニューは大衆点評という中国版のぐるなび的なヤツが良いというので、インストールしていったのですが・・・お店の検索とかはできても、メニューとか見ようとすると必ずログインを要求されます。WeChat アカウントと連携できるというのですが、ログインにはローカルの携帯番号が必要で、ワタシではどうにもダメ。K谷様の携帯番号に SMS 認証を飛ばして認証番号を教えてもらったのですが、既にK谷様で登録済だと出て私のアカウントの認証には使えないという、ガッチリした認証体制で使うのを諦めました。WEB 版お店トップは要ログインながら、ユーザー登録のメニュー写真料理写真はアクセスできたので、後日コレを参考にして本記事を書きました。