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七宝古镇

豫園からタクシーに乗って、結構な距離を走ってやってきたのは七宝古镇(チーバオクーツェン)。古镇(古鎮)とは古い街って意味だそうで、中国各地に有名な観光スポットとして沢山あるそうですが、この七宝は上海から一番近い場所にある古镇だそうな。

今回の旅で一番西側までやってきた感じです。すぐ北側には虹橋空港があります。北側には門があって、ちょっとした広場があります。1ブロック先あたりに地下鉄9号線の七宝駅があるので、タクシーじゃなくても来れそうです。

中央を南側に向かって進む細い路地は、両側に古い建物が並んでいて、1階がお店になっている感じ。賑やかな温泉街みたいな雰囲気(笑)。建物はなかなか歴史を感じる情緒ある感じなんですが、入っているお店は近代的でギャップがありますな。

K谷様が途中(というより、ほぼ川の前くらいまで進んだ場所)のお店で葱油餅(ツォンヨゥピン)を購入。揚げた後は炭火が中心にある窯みたいなトコロで温められています。

半分いただきました。周りの生地はサクサクしていますが、割と油がベッタリな感じ。中のアツアツのネギは具沢山で美味しいです。お茶が欲しくなります(笑)。他にもビーフジャーキーみたいなシート状のヤツとか、お菓子やら売っているお店が多数あり、食べ歩きするのも楽しいエリアです。所々で臭豆腐も売ってましたが、逃げたくなるほどの激臭を出しているトコロはなかったですな。香港や台湾だと近寄りがたい腐敗臭なのが多かったけど、上海では出会いませんでした。

七宝は水郷古鎮というのだそうで、水路を中心に広がった街並みが特徴だそうな。このエリアには3本ほど橋がかかっていて、中央の賑やかな通りを通ってくると中央の橋に出ます。この中央の橋が一番見栄えが良いのですが、この橋に乗ってしまうと見えないという罠(笑)。上の写真は中央の橋から南西方向の橋を見た状態。

反転して北東方向はこんな感じ。川の両岸にはカフェや食事処が並んでいます。

そんなわけで、南西方向の橋に移動して、中央の橋を撮影。水面に橋脚のアーチが映って円形になっているのがなかなか映えますな。遠くには七宝教寺万佛塔らしきが見えます。

更に移動して北東方向にある橋から中央の橋を撮影。3本の橋に行ってみてわかったのは、南西方向の橋から北東方向に見て中央の橋を撮影するのが一番映えるポイントだということ。夜も綺麗なんだろうな~。

若干喉が渇いたので甜啦啦鲜果茶(富强街店)でアイスか飲み物をゲットしようということになりました。TIANLALA というブランドで、中国だけじゃなく世界各地にあるらしい。最初は右側の看板に出てたソフトクリームがイイかな・・・2元(約40円)って激安だな・・・なんて思っていました。

メニュー見ると飲み物など結構種類が多いし、メニューからはソフトクリームを発見できませんでした(笑)。Alipay のアプリで QR コードを読めばオーダーから決済までできるようなので挑戦です。

そんなわけで、いざメニューを開くと・・・中国語だと理解が難しくても、Alipay アプリのページ翻訳機能を使えば、割と理解できますな。結構翻訳機能が優秀です。この機能のおかげで、WeChat Pay より Alipay の方が便利だと感じました。メニュー見ていたら、アイスクリームにフルーツを乗せるのが美味しそうな気がしてきましたので・・・少し攻めてみます。

マンゴーが乗ったヤツにしました。店舗が正しいかをキッチリ確認してから発注します。別のお店で作ってもらっても受け取れませんので(笑)。進捗状況もアプリにリアルタイムで表示されますし、店員さんが作ってくれて完成したらお知らせが来ます。スマホ画面を店員さんに見せながら、番号がプリントされたカップをピックアップ。言葉が通じなくても簡単です♪

割とデカイ(笑)。手に持つとズッシリ感がなかなかありました。マンゴーピューレだけじゃなく、タピオカみたいなツブツブも載っています。これで5元(約100円)というのは激安ですな。貼られたラベルに注文番号など色々と書かれています。ソフトクリームは甘すぎずサッパリしてて美味しかったです。結構大量だったので、お腹が冷えました(笑)。

南西側の通路を通ったりして戻りましたが、結局は中央の通りが一番賑やかです。中央以外は、街を囲う壁の外だったり、お店もない普通の通りだったりします。観光するなら、中央の通りで往復するだけで十分かも。

街はそれほど広大というわけでもなく、短時間で古い町並みを楽しめます(色々なお店で買い物とかしないなら)。食べ歩きしても良いし、良い観光スポットでした。日本のガイドブックではあまり紹介されていないかも?? 中国の旅行ガイド本って、ビザなし渡航禁止の数年間は全く出版されていなくて、2020年あたりが最新ってな状況でした。私は昔ゲットした2020年のるるぶを参照していました。

続いても配車アプリで次なる観光地へ移動です。