日: 2024年11月10日

グアムからの帰国後からしばし・・・岡山へ旅立つ直前にポチって受領していた XREAL Air。遅くなりましたが、開梱の儀を記録しておきましょう。

真っ黒に見えて光沢で「X」を表現しているパッケージはなかなか高級感があります。

中身の梱包も凝った造りになっています。開くと手前に説明書等の冊子があり、中央にケースが鎮座しています。

ケースの奥を開くと、付属品がキレイに格納されていました。立体的に良く考えられたパッケージングですね。

ケースのナカミ以外の付属品はこんな感じ。サイズ違いのノーズパッドが2つ(1つは本体に装着済)、度入りレンズが作れるベースとなるインサートレンズ、外界をシャットアウトするシールド、クリーニングクロス、マニュアル類。

ケースを開けると・・・ARグラスとご対面。

ケース内には USB ケーブルと、ノーズパッドを外すための工具が入っていました。

外から見ると、若干ゴツいサングラスですが、その内側は 1920×1080 な OLED ディスプレイが2枚(左右に)格納されて、ハーフミラーで反射して外の視界にオーバーレイする形でディスプレイが浮かび上がったように見える AR グラスになっております。

左右のつるにはスピーカーが内臓されています。

ノーズパッドは S/M/L の3タイプ。鼻が高くない私は L サイズでちょうど良い距離感になりました。それより小さいノーズパッドだと、まつ毛が当たってしまいました。

重量は実測で 81g (インサートレンズ無し)。サングラスとしては重量級ですが、AR グラスと考えると軽い方ですかね。

DP-Alt モードで出力可能な Xperia 5 IV に接続してみました。アプリを入れなくても、単なる外部ディスプレイとして動作するので、スマホに表示した映像がそのまま見えます。

見た感じは・・・普段我が家で50インチの TV を 2m ほど離れたソファーで観ている感じよりも、少し遠めにある大画面を見ている感じ。サイズとしては、50インチ TV と 1.7m ほど離れた場合と同等くらいのサイズになるけど・・・もう少し遠め、4m 程先にある100インチ超なディスプレイを見ているような感覚ですかね。想像よりも画質も良いし、没入感もあります。

外界が明るかったり、オーバーレイしないで中の映像に集中したい場合はシールドを装着・・・なんですけど、もう少しデザインがんばって欲しいですね(笑)。

動画等を見るには良い感じです。しかし、私は 4m ほど先にあるものに焦点を合わせようとすると・・・眼鏡がないと若干キビシイ。PC の外部ディスプレイとして使って、細かな文字とかを見る場合は、裸眼じゃシンドイですな。コンタクトレンズは使っていないので、インサートレンズをどうにかしようと思います。

また、思ったよりもスピーカーもちゃんと聴こえます。とはいえ、飛行機の中とかで動画視聴するなら、結局は Bluetooth 接続な TWS を使わないと音漏れ状態になりそう。また、スマホのバッテリーを多少なりとも消費するので、モバイルバッテリーとかで充電しながら使えるような工夫も必要かも。

とりあえず、大画面で動画を楽しもうとすると TV やプロジェクターになるのですが・・・結構消費電力が大きいです。コレなら、かなりな省電力で楽しめるというメリットがあるので、家の中でも割と活躍できそう。まだ旅行のお供にはしていませんが、今後の旅行にも連れ出したいと思います。