日: 2024年6月18日
HP Envy x360 (その3)
画面側の分解を終えて、修理することは諦めて・・・本体部分だけで動作するのかチェックしてみました。

モバイルモニタに Type-C ケーブルで接続してみると・・・Windows 起動前でも表示が出ました。

BIOS 画面も外部出力 OK みたい。コレなら画面部分は外したまま、薄型キーボード一体型 PC として余生を過ごしても良いかも(笑)。バッテリーを外したためか、日付など BIOS 情報はクリアされちゃっていますな。

本体側だけの運用で問題になるのは・・・Wi-Fi アンテナが画面側のカバーに貼り付けてあったので、さすがにアンテナ無しでも受信感度が悪そう。少しでも受信感度がアップすることを願って、剥がしてから本体側の隙間に移植してみました。ちょうどこの部分は、キーボードの奥のスリットがある部分なので、電波的にも封じ込められちゃうということはないだろうと考えたのです。

さて、画面以外をちゃんと組み上げて、今度は F11 連打しつつ起動。Windows のシステムの復元画面を出してみました。

一応初期状態に戻します。

待つことしばし・・・ユーザーデータも消去して、完全初期状態へ。

ちゃんと初期化されて起動しました。

この PC は、2019年のモデルっていうこともあって・・・Windows 10 Home なんですな。一応初期状態に戻した後であっても、22H2 で起動しました。Windows Update って、リカバリ領域もちゃんと更新してたんですね(笑)。
Wi-Fi もシッカリ電波を拾ってアンテナピクトは MAX 状態でしたので、アンテナの移植は無事成功って感じです♪

そして・・・Ryzen 5 2500U は Windows 11 の要件を満たさないのですね。CPU 以外は大丈夫みたい。せっかくなので、要件チェックを回避する起動 USB を Rufas で作成して、Windows 11 にアップグレードしてみました。普通に動作しますね(笑)。USB 経由で外部モニタと接続していると、シャットダウンが完了しないのがちょっと不便ではありますな。
Wi-Fi 経由で画面をキャストするところまで自動化できれば、TV 用の PC にしても良いんですけど・・・ちょっと不向きですかね。
実験用 PC な ThinkPad X250 は Windows 10 なので、 Windows 11 環境な実験用 PC として活用しようかな。